東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/目黒で旨いハイボールを!

先日、金沢市丸の内の尾崎神社境内にクマ1頭が出没したそうだが、未だ見つかっていないらしいネ。この辺りには兼六園や金沢21世紀美術館なども在るので人を襲ったりしなければ良いのだが、心配だナ。
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季節を72に分けて表現する「七十二候」では、今日から大雪の次候「熊蟄穴」(くま、あなにこもる)の季節となった。クマが冬眠のため自分の穴に籠る時季が来た訳だネ。

温暖化の影響か、まだ冬になったとクマが気付かないで餌を求め、都会に繰り出して来るのだろうか。熊たちが安全に巣篭もりしてくれると良いのだが。

さて、今日12月12日は映画監督・小津安二郎の誕生日であり、命日だ。今年は生誕110年、没後50年と節目の年となり、小津映画が再び脚光を浴びているネ。

日本だけでなく、ニューヨークやパリ、モスクワ、上海などでも上映会が催されるそうだ。

僕も『麦秋』や『東京物語』、『秋日和』など何度も観たが、小津監督の描く家族像は歳を重ねる毎に心に響いて来たものだ。難の変哲も無い日常のシーンの中で語られる会話のひとつ一つが後になってジーンとするのだから素晴らしい映画監督だネ。

「映画ってのは、あと味の勝負だと僕は思ってますよ」と後に語っていたと、今朝の朝日新聞『天声人語』で知った。本当にその通りだナ。

再び、小津作品を観なおしてみたくなった。
     ◇          ◇          ◇
閑話休題。

先日、武蔵小山の酒場『牛太郎』に酒朋たちが集っているとのことだったので、早々に仕事を切り上げて暖簾を潜った。
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代官山で美容室『テクニコ』を営む渡部クン、ライターの森一起さん、橋本クン等が集まって愉しい酒宴となった。

皆と別れ、僕は神保町へと移動。

いつもの酒場『兵六』へ。酒朋ハッシーが居たので、合流。さつま無双の白湯割りを戴いていると、吞んだフルさんもご登場。兵六馴染みの面々が集い、こちらでも愉しい酒となった。

神保町を後にして、一路目黒へと移動した。

以前、仕事場が目黒に在った頃よくお邪魔した焼鳥の名店『鳥芳』へ。待つこと覚悟かと思いきや、スンナリと座ることが出来た。
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この日は、女将さんの芳子ママが居たので、ご挨拶。
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此処は何を食べても美味いのだが、先ずは山葵の効いたささ身から。
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トマト巻も実に美味いのだナ。
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此処は友人の如月まみちゃんが出した本『酒場のおんな』の表紙を飾っている。
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彼女は本当に酒場に映える人だネ。美しい!
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ピーマン巻(チーズ入り)やネック、ぼんじり、ぎんなん等々、次から次と出て来たが撮影する前に口に運んでしまった。
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こちらのねぎ巻も僕のお気に入り!
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小腹を満たしたので、ご馳走さま。

そして、この日の目的である酒場『権ノ助ハイボール』へと向かったのでアル。雑居ビルの階段を降りて、ガラス戸を開く。
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此処はバーテンダーの武田クンが一人で切り盛りする小さなバーだ。
その名の通り、ハイボールが実に旨い酒場なのだ。

冷えたグラスに、冷えたサントリーウィスキーの角をダブルで注ぐ。
そして冷えた炭酸を注ぎレモンピールをサッと振り掛ける。
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武田クンの、この一連の動作を眺めているだけで胸が躍るのだナ。酒場番長、矢野ちゃんが手掛けたインテリアも、この飛び切りのハイボールを引き立ててくれている。

この素敵な酒場が今月一杯で幕を閉じるとは、本当に残念だ。
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武田クンには新たな計画が有るらしく、引き止めることは出来ないのだが、これからもこのハイボールが飲める様にだけはしてくれよナ。

数杯のハイボールを呑み干して、ご馳走さま。年内のもう一度来ることが出来るだろうか。

階段を上がり、同じビルに在るラーメン屋『野方ホープ』へ。
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生ビールを戴き、〆のラーメンを戴いた。
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あぁ、たまに食べると、美味しいネ。

権ノ助坂は、酔った足には昇り坂が辛いのだナ。駅までなんとか辿り着き地下鉄へ。

武蔵小山駅へ無事に辿り着き、夜風吹く中を家路へ。この晩も星が綺麗に光っていたなぁ。冬は寒いが、空気が澄んで夜空が美しく見えるから好きなのだ。

あぁ、無数に輝く星たちが、ハイボールの泡に見えて来た。
by cafegent | 2013-12-12 15:39 | 飲み歩き