東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/九州飲み歩きの旅!その1

一足早く春を感じたくなり九州まで旅に出た。人はどんな時に一番「旅」を感じるのだろうか。

僕は列車に乗った時から「旅」が始まっているのだと感じている。座席に腰を降ろし、まだ動かない列車の車窓からホームを眺めているだけで胸が躍るのだ。出張、一人旅、夫婦旅行、友人との旅、どんな旅でも、そうなのだ。

朝6時57分、のぞみ7号の出発だ。車両が動き出し、外の風景が移り変わったら酒を始めるのだナ。今回の旅は品川から新幹線で博多まで5時間の移動となる。
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長旅なので、白ワインを一本用意した。
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缶詰のアテとレバーペースト、それにバゲットも持って来た。

横浜を抜け、静岡まで来ると富士山が見えて来た。
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三月の富士は霞んで見えにくいが雪の帽子を冠った姿をなんとか眺めることが出来た。
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新神戸から広島へ向かう途中、二缶目のビールを開けた。
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列車は下関を抜けて小倉へ。あと15分程で博多に到着だ。

11時59分、定時に新幹線は駅に着いた。それにしても日本の交通機関は正確だネ。改めて感心するなぁ。

JR博多駅を出ると20度近い陽気だった。
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コートを脱ぎ、ホテルに荷物を預けに行った。

身軽になったので、バスで薬院駅まで行き、大牟田線特急で西鉄二日市へ。そこから二駅先の太宰府天満宮へと向かった。
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小腹が空いたので、駅前のラーメン屋『暖暮』(だんぼ)へ。
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昼時だったし、結構混んでいた。10分程待って席へ。
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僕はネギごまラーメンを戴いた。ネギの量が多く、白胡麻の香りも高く美味しい一杯だったなぁ。

参道を歩いているとモダンな外装の『スターバックス』を見つけた。噂に聞いていた隈研吾さんのデザインなのだネ。
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伝統的な木組み構造を用いたデザインはファサードから店内まで続いていた。

学問の神様にお詣りを済ませ、境内を散策。
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彼方こちらで梅の花が咲き、メジロやエナガの姿も観ることが出来た。
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太宰府天満宮には鷽(うそ)、鹿、麒麟(きりん)、牛と色々な動物が奉納されている。中でも菅原道真にゆかりが深いのが牛なのだ。
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   東風(こち)吹かば におひおこせよ 梅の花
             あるじなしとて 春な忘れそ
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菅原道真が詠んだ歌の碑に一礼し、「なで牛」と呼ばれている御神牛の肝臓辺りをなでてお詣りをした。

     紫は水に映らず花菖蒲

高浜虚子の長男、高濱年尾の句碑が花菖蒲の池に立っていた。
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此処には55種類約三万本の菖蒲が有るそうだ。6月頃には美しい花が水面を埋め尽くすのだろうネ。

広場では、猿廻しの芸に人集りが出来ていた。
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器用に芸をする猿クンにご祝儀をあげて天満宮を後にした。

駅前で「有明海むつごろうラーメン」なる商品を見つけた。
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むつごろうのダシが効いているらしい。

再び薬院まで電車で戻り、街を散策。夜に訪れる酒場の下見だナ。
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渡辺通りの三角市場周辺は、良さそうな雰囲気の酒場が多そうだ。

さぁ、午後5時、博多駅筑紫口を抜けてスグの処に在る大衆割烹『寿久』(ひさきゅう)へ。
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此処は一階二階と広いのだが、日が暮れ出すともう一杯になる。殆どのテーブルに「予約席」の札が並び、誰が来てもお約束の様に「ご予約は?」と聴かれるのだが、ちゃんと座らせてくれるのが嬉しいのだナ。そして、細長い壁際のカウンター席へ。愛らしいキュロットスカートを履いたお姐さんに酒をお願いし、入口脇に有る冷蔵ケースへ。此処はセルフで刺身などを取って来るシステムだ。名古屋の『大甚本店』と渋谷『富士屋本店』の雰囲気を足して割った様な雰囲気かナ。

キビナゴ刺しとごま鯖をアテに、生ビールがススむ。
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こっちのキビナゴは本当に美味いネ。酢みそを付けて戴くのだナ。
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うーん、ごま鯖も美味い!
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馬刺も戴き、芋焼酎のお湯割りをゴクリ。
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どの席に座っても品書きが見渡せる。
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このきちんと貼られた品書きは美しいネ。焼酎のお代わりも空になりご馳走さま。

地下鉄で呉服町まで移動し、鴨料理の『まりも本店』へ。
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口開け早々だと云うのに、もう満席だった。予約しないと無理とのことだったので諦めた。

思考のスイッチを切り替えて、いざ天神へ。

小雨がパラついて来たが、無事に屋台『鬼太郎』の暖簾を潜った。地元のご常連さん達に交じって名古屋から旅行で来ていた女の子三人組が居て賑わっていたナ。
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此処は焼き鳥とラーメンが旨いのだが、みそおでんも素晴らしい。
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味噌の染みた大根をアテに芋のお湯割りがススむ。
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ホルモン炒めも旨いし豚バラ串も良かったナァ。
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程よく酔ったし、ご馳走さま。続いて向かうは中洲川端駅近くに在る「人形小路」(にんぎょうしょうじ)へ。
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川沿いの路地を入るとスグにバー『SEBEK』の看板が見えた。

人形小路には『味処あらき』や田舎料理の『かず』、味噌汁の『田』など30軒程の店が軒を連ねるのだ。
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数十年続く老舗に交じって三年前にオープンしたバー『SEBEK』は博多美人の女性オーナーバーテンダーが旨い酒を作ってくれるのだナ。

僕はダイキリ、カミサンはギムレットをお願いした。
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あぁ、甘さを抑えてあり実に旨い。

隣りに居合わせた二人の紳士は近々東京に飲み歩きの旅に出るらしい。『みますや』など吉田類さんが紹介した酒場を廻るらしい。良い旅を!
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二杯目に戴いたカクテルはマリリン・モンローだ。
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ウォッカにカンパリを合わせ、スィート・ベルモットの香り付けをしたカクテルはモンローが身に纏った赤いドレスを思わせるのだナ。

店名のセベックとは古代エジプトのワニの神様の事だそうだ。
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次回またコースターに描かれた可愛いワニに会いに来よう。

この日の最後は中洲からタクシーに乗り込み薬院方面へ。
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昼間にチェックした三角市場内の路地に佇む『どんぐり』へ。
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此処は創業38年の和風スナックだが、割烹着姿が似合う女将の坂本さんとの会話が弾み、酒がクィクィとススむのだナ。
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小イカの煮付けも美味いし、虎豆も良い。
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こうして、博多の夜が更けて行ったのでアール。
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Commented by 人形小路のワニ at 2014-03-20 15:13 x
先日はありがとうございました。
ブログにも丁寧に書いていただいて…
そして昨日、このブログを見てお客様がふらりといらっしゃいました。
また福岡にお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ…
by cafegent | 2014-03-17 16:37 | 飲み歩き | Trackback | Comments(1)