東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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平日の休日、ちょいと自由が丘へ足を運び、鰻で一献!

暦では「小暑」を迎えたネ。季節を72等分に分けて表した七十二候では、ちょうど「鷹乃学習」(たかすなわちわざをなす)の頃となった。


今年生まれた雛が立派に巣立ちをし、夏の大空に羽ばたく時が来たわけだ。

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この「鷹乃学習」と云う字は読んで字の如く、若い鷹が羽を広げはばたかせて飛び立つ練習をしていることを指すのだナ。

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我が街の公園にも近くの国立自然教育園で巣立ちしたオオタカが飛んで来ている。

鷹の仲間で一番小さな雀鷹(ツミ)も兄弟であろう二羽でカラスに喧嘩を売っている姿を見かけるのだ。

家の近所のツバメも二度目の子育てを終えそうだ。
スーパーの地下駐車場の入り口には燕の巣が5つも有る。

電線に止まる母ツバメは父ツバメが餌を無事に運んでくるのを待っているのだナ。
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◇           ◇            ◇
今日は仕事が一段落し朝から休みとなった。本当は青春18きっぷを使って、居酒屋グリーン車の旅に出ようかと思ったのだが、昨夜の深酒により朝寝坊をしてしまった。では、鰻で一杯やろうか、と思い近所の老舗『浜田屋』さんに足を運んだ。


だが、ちょいと待てよ、昨夜最後に幾ら使ったのだろうか?と思い財布の中身を確認すると五千円札が一枚入っているだけだった。此処の鰻は天然に一番近い味を誇る坂東太郎と四万十鰻を仕入れている。故に値段もチト高いのだ。坂東太郎は五千円、四万十でも4,300円なので、僕の懐具合だと酒が飲めないのでアル。


そんなワケで、地下鉄に乗り自由が丘へと移動した。

午前11時20分に自由が丘駅へと到着だ。改札を出てスグの路地を左へ折れると目指すうなぎ屋『ほさかや』さんだ。

平日の口開けということもあり、10分前で一番乗りとなった。
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暖簾が出たらコの字カウンターの左奥席へと入る。此処が僕の一番すきな特等席なのだナ。
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先ずはお新香を肴にキリンビールの小瓶で喉を潤す。

暫くすると、からくり焼きときも焼きの串がやってきた。
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山椒を振りかけてきもを一口!あぁ、美味い。これぞ、休日の至福だナ。

ビールをチェイサーに切り替えて、酒を戴く。
店のお姉さんに佳撰の常温をコップに注いでいただくのだ。
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なみなみと注がれた酒はコップの表面にモッキリと溢れているのだヨ。むふふ。
スナックでお馴染みの懐かしい水呑み鳥よろしく、顔を下に倒し口から酒に向かうのだ。

あぁ、美味い。昼酒の醍醐味だナ。剣を取り巻く龍の如し、くりから焼きの鰻が安い酒を引き立てて極上の味にしてくれる。二杯のひや酒を呑み干し、〆のうな丼を戴くことにした。


『ほさかや』のうな丼は、1,500円でアル。1年ほど前から炭水化物を控えているが、鰻と寿司とカレーライスだけは白飯が無いと話にならないよネ。

熟練した焼き手の腕が光る蒲焼と白飯とタレの味が三位一体となって完成したうな丼がカウンターに運ばれて来た。
先ずはそのまま一口戴く。蒲焼の香ばしい味を口一杯に味わいながら、今度は山椒を振りかけるのだ。山椒は小粒でもピリリと辛い。当たり前のようなこの台詞が本当に合うのだナ。


休日の昼、至福のひと時を過ごさせて頂いた。さて、次は何処へ向かおうか。


by cafegent | 2019-07-22 15:29 | 食べる