日々ヘベレケ日記/虫すだく秋、日本堤『丸千葉』でラグビー観戦!
2019年 10月 08日
すべってころんで山がひっそり 山頭火
ここ二週間ほど、窓を開けて寝るのが心地よかったが、今朝は寒くて目が覚めてしまった。季節の移ろいは本当に急にやって来るのだナ。暦では寒露を迎えたわけだから、朝晩の冷え込みも一段と感じるようになったネ。
我が街で子育てを終えたツバメたちももう南方へと旅立ってしまった。
ワタクシごとであるが、9月の終わりに足を滑らせて頭から転んでしまい、頭頂部を打撲し入院する羽目になってしまった。酒が入っているため、血が噴き出して白いTシャツが血に染まってしまった。
CTなどの脳検査の結果、幸いにも脳内に支障がなかったため、すぐに退院することが出来た。そして、今日は昭和大学病院にて頭に打たれた医療用ホチキスの針を抜いて貰った。
手術後の縫合を抜く時は、抜糸(ばっし)と呼ぶが、ステープラーの針を抜くことを抜鈎(ばっこう)と呼ぶのだネ。初めて知った言葉だったナ。それにしても還暦を目前に控え、自分が思っているよりも歳を取っているということを入院して改めて感じさせられた。まったくもって、トホホでアル。
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酔うてこほろぎと寝てゐたよ 山頭火
今週の金曜日、十月十一日は「一草忌」、自由律俳句の先駆けとなった俳人、種田山頭火の命日だ。
酒が大好きだった山頭火は、放浪の旅を続けながら自由気ままに多くの句を詠んだ。晩年は松山で過ごしていたが、昭和15年の10月11日、句会の最中に脳いっ血で帰らぬ人となった。
酒好きは僕も変わらない。いよいよ本当に気をつけて日々を生きなくちゃアカンなぁ。
さて、先週末は久しぶりの日本堤『丸千葉』にて酒宴となった。
この日は総勢9名だったので大テーブルに椅子を追加して貰い座らせて頂いた。
この店は料理も酒も素晴らしいのだが、マシンガントークのやっちゃん劇場がなんといっても愉しいひと時を演出してくれるのだナ。
大勢だとたくさん頼めるから嬉しいネ。
途中からラグビーワールドカップで大忙しのキクさんがご登場!
丸千葉は、ひっきりなしにお客さんが入ってくる。皆が此処に来ると笑顔が絶えない。
コの字のカウンターで一人酒を嗜んでいる人、横並びで和気藹々と飲んでいるご夫婦、僕らのようにテーブルで酒宴を愉しんでいる方々、此処は本当に居心地の良い酒場でアル。
この日が誕生日だったやっちゃん、素敵な酒宴をありがとう!
そしてお誕生日おめでとう!