恵比寿「ストック」のカレーで昭和にワープだ。
2007年 01月 30日
昭和40年代の香りがカレーの匂いとともに蘇って来る。
学生の頃、兄貴とバンドを組んでいた友人だった。そう云えば、駅の上のJ企で働いているんだったっけ。何年も一緒に仕事もしてないから、本当に久しぶりの再会だった。こんな偶然も昭和にワープした「ストック」だからだね。
最近、恵比寿ストアーも含め、この辺りの再開発話も持ち上がっているけれど、出来ればずっとこの地に残って欲しい店の一つだ。
投資家の後ろ盾をつけた新興の飲食ベンチャーたちが、どんな値段でも場所を押さえてくるから、こっちはたまったもんじゃない。駒沢通り沿いなんて、どんどん値段が上がっているし、駅前もしかり。これなら土地を取得してしまって建てた方が良いかと思っても、坪1500万円は下らないのだ。
いいプランがあっても、場所が見つからなければ商売にもならず。いやはや、困った。ホント、最近また土地だけはまたバブルだね。
金曜の晩に友人の誕生日パーティがあったので、シャンパンと恵比寿焼き(お焼き)を持ってお祝いに行ってきた。恵比寿さまの顔が神楽坂の「ペコちゃん焼き」のようになっているので、縁起も良さそうだし手土産にもってこいだった。
周りがどんどんと50代に手が届くようになってきている。気持ちと格好だけはまだまだ若いつもりで居ても、身体の中身はガタが来出しているね。僕も今年に入って益々老眼がひどくなってきたし、飲んでいて途中で寝出す事がホントに多くなってきた。前はわざと寝ちゃってそのまま連れの女の子の家に送ってもらう、なんてこそくな手も使ったもんだが、今じゃ一杯目も飲み終わらないうちに、カウンターで爆睡してしまい置いて帰られてしまう事が増えた。起きると大抵レジ締めが終わっているし、トホホだね、まったく。この日も当然の如く、記憶がまったくない。まぁ、朝ちゃんと自分の家で起きたから、なんとか帰ったのだろう。友人の家はウチから歩いても5、6分だけど一体どうやって帰ったかが思い出せない。
最後、誰と飲んだかも思い出せない。でも翌朝は、別に二日酔いでも無いという事は、只ただ「ジジイ化現象」で眠りこけたんだろうか。
良く周りのみんなに「毎晩、遅くまで飲んでるのに朝早く起きてるよねぇ」と云われるが、実は飲み屋で数時間寝てるんだから、十分睡眠足りてるんだなぁ、これが。
まぁ、ジジイで結構なのだ。