東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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浅草の銘店「松風」が今日で閉店。良い酒場がまた減った。

昨晩はたまに平日の「宇ち多”」に往こうかと目黒から都営線に乗って三田経由で京成立石へ向かった。「レバ生塩」に梅割りで良い気分。仕事帰りのサラリーマン達が続々と並んで来たので、30分程で引き上げた。3皿つまみ梅二杯、ちょうど900円の至福である。

立石から電車に乗り、押上から二駅目で浅草に着く。
浅草の銘店酒場「松風」が今日を最後に閉店するそうだ。
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日本酒を頼む毎に肴が付いて来る、呑んベエには大変嬉しい処だった。閉店する前に寄って見ようかと暖簾をくぐると「すいませんねぇ。今日、明日は最後だからお馴染みさんの予約で全て埋まってしまってるんですよ。」との返事だった。銀座「卯波」の時もそうだった。普段、予約などしないもんだから、此の様にタイミング悪くハズして仕舞うのだ。
仕方が無いので、別の処で呑む事にした。外はすっかり春めいた気候になっていた。言問通りまで出たので、少し歩こうと根岸方面へ進んだ。恐れ入谷の鬼子母神をお参りし、根岸を抜けて鴬谷へ。高架線を渡り、其のまま真っすぐ言問通りを歩く。寛永寺坂まで来ると、あぁ、赤提灯が見えて来た。

「おせん」は時が止まった様にいつもの場所に佇んでいた。
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小上がりでは、既に近所のご婦人たちが良い気持ちで呑んで居た。彼女たちが作って来た酒の肴をお裾分けして戴いた。空豆にふきのとう、もうそんな季節なのか。

カウンターの椅子では愛猫がグテっと大の字で寝ている。
お客なんてお構い無しなのだ。
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おでんを貰う時に「ちくわぶ」をお願いしたら、「男の人は皆、ちくわぶが好きだよねェ。」って言われて仕舞った。僕がいつも「ちくわぶ、ちくわぶ」って言ってるからかナ。
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麦焼酎を水割りで呑む。浅草から歩いたから、少しだけ汗をかいた。
僕の勝手な勘違いで女将さんは御歳84歳だと思っていたら、今度の誕生日で88歳なんだそうだ。「米寿」である。こりゃ凄い、矢張り働いて居ると元気だネ。

「おせん」は吉原遊郭が廃止された昭和三十三年頃に開いたそうだ。女将さんは吉原の近くで生まれたそうで、日本酒呑みながら、若かった頃の話を聞かせてくれる。
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新しい焼酎のボトルを開けてると、お客さんが来出してカウンターも満席になった。店を出て、鴬谷駅から電車に乗り新橋へ移動した。

「ぼんそわ」はお馴染みさん達で賑わって居た。
メザシをアテにレモンサワーを呑む。新しいメニューの「マスカルポーネおかか」がバカウマだった。
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ロッシさんも赤羽の姐さんも上機嫌、「おや、クマさんはどうしたんだろう」と思っていた矢先に現れた。最近は仕事場が遠いから新橋まで来るのも一苦労らしいネ。
「辻そば」のご主人も仕事帰りに立ち寄った。あぁ、何て楽しい酒場だろう。ぼんそわの酒は調子に乗ると廻りが早いから気を付けないとナ。
新橋から無事電車に乗って帰宅となった。

あぁ、それにしても今週も我ながら良く呑み、良く食べた。
土曜 立石「宇ち多”」、鴬谷「おせん」、浅草「正直ビアホール」、南青山「しまだ」
日曜 赤坂「アネッサ」、恵比寿「カドヤ」
月曜 渋谷「富士屋本店」、渋谷「立ち飲みなるきよ」、渋谷「マルクス」
火曜 武蔵小山「牛太郎」、中目黒「ばん」、中目黒「藤八」、目黒「権ノ助ハイボール」
水曜 銀座「鮨 葉景乃」、銀座「テイスト!シャイー」、赤坂「アネッサ」
木曜 立石「宇ち多”」、鴬谷「おせん」、新橋「ぼんそわ」
そして、今夜金曜は西麻布「肉匠 なか田」だ。いざ、勝負!
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by cafegent | 2008-03-14 17:45 | 飲み歩き