4月も終わり、世間はゴールデンウィーク真っ只中なのだね。
先週末は朝から毎度の立石「宇ち多”」へ行き、ゴールデンウィークの休みをしっかりとチェック。今週の3日は祭日なのに営業するのか。
なのに僕は昼から仕事なのだ、がっかり。
此の日は梅割り2杯に止め、宇ち入り後は目黒へ戻り一仕事。
恵比寿まで歩いて戻ると恵比寿ガーデンプレイスではボストン在住の絵本作家エド・エンバリーのドローイング・ガーデンなる絵と花のイベントを開催していた。
イベントはちらり覗いて、其のまま「恵比寿麦酒記念館」へと向かう。
真っすぐテイスティング・ラウンジヘと直行し200円の極ウマ生ビールをゴクリとするのだ。
夕方5時から武蔵小山に在る「ホルモン道場みやこや」へお邪魔した。5時開店と同時に入ったつもりだったが既にカウンターには数人のお客が居た。
先ずはビールで汗を払い、レバ刺しを戴いた。胡麻塩で食べる生レバの旨いのなんの。
続けて、牛すじ水炊きを戴く。此れがとびきりに旨いのだ。豆腐に長ネギ、それにプリプリの牛すじをポン酢につけて食べるのだ。お次は塩らっきょうをアテに定番ホイスを吞む。
白金後藤商店が造る「幻の酒ホイス」は恵比寿「田吾作」も良いが、此処で吞むのが一番美味しいのだ。何故ならば、みやこやのご主人親子は後藤さんである。そう、ホイスを生んだ後藤商店はご主人のお兄さんなのだそうだ。
此の直系ホイスを吞みながら、いよいよ絶品ハラミを戴く事にした。
コンロに火を付けて、ハラミを乗っけていく。余り焼き過ぎず中が未だ赤いくらいが一番美味しい。柔らかくて、口の中でジュワっと肉汁が広がり、ハラミがこんなにも旨いモノだったのか、と改めて感心して仕舞うほどの味なのである。此れを知ったら、もう街の安い焼肉屋の焼肉など食べられなくなるのだ。
続いて、上ミノを頼んだ。
歯応え系が大好きな方には絶品だろう。
ホイスの杯も進み、骨付きカルビで可成りお腹の方も満足になった。
焼肉ジャンボも大好きだが、此処の絶品ハラミは病み付く味わい。カウンターで一人ホルモンなんてのが似合う店だが、二階の座敷は広いので大勢でも楽しめるのだ。
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日曜は朝から天気も良かったので、林試の森公園へ出掛けた。
キジバトものんびりと餌を探している。
ムクドリも長閑に過ごしてる。
此の日はバザーや広場での権現太鼓の演奏なども有り、公園は大勢の人々で賑わっていた。
中でもハイサワーでお馴染み白水社が出している屋台では、自信作「ハイッピー」を一杯200円で振る舞っていた。此れ,ホッピーに対抗して出したモノだがレモンビアテイストと云うのが有り、其れが美味しいのである。
白水社の本社がすぐ近くに有るのでお膝元って訳だ、此の公園は。
そうじゃなきゃ、普通こんな処で酒など売れないよネ。
広場では焼きそばの屋台やホットドッグ、もつ煮込みなどの屋台も出ていたり、フリーマーケットなども催されていた。
大きな鯉のぼりや吹き流しが気持ち良さそうに大空に舞っていた。
もう端午の節句なんだネ。
池ではおたまじゃくしがウジャウジャ泳いでいた。
野良猫ものんびりうたた寝だ。子供って無邪気で可愛いネ。
夕方から銭湯へ行ってひとっ風呂浴びて来た。サウナでじっくりと汗を出し、心身共にリフレッシュ。
一週間の酒もすっかり抜けた所で、恵比寿「カドヤ」へ一杯引っ掛けに行く事にした。外の風が心地よい季節のカドヤはイイね。
鉄板ホルモンにボールを吞めば、休日だと云う事を実感出来るのだ。
カドヤサラダも僕の好物。此れで野菜不足解消なのでアル。
続いて、新作メニューの「新じゃが新たまねぎのそぼろカレー煮」を薦められるままに注文。
美味しかったが、チト醤油が濃いめでカレーのパンチが弱かった気がする。酒のアテには此れくらいが丁度良いのカモね。
まだ時間も早かったので目黒に出て駅の近くに出来た立ち飲み屋「目黒 ほろよい党」へ。此処はフードコネクションと云う飲食店支援企業が直営店として3月下旬にオープンしたばかりの店だが、どうもいつもガラ空きだ。
店が無くなる前にもう一回位は行っとかなくちゃと思っていたら、まだ保っていた。だが、焼酎の値段が軒並み下がり、立ち飲みの筈がビールケースを利用したイスを置き出して居た。矢張りそう長くは続きそうに無いのかな。頑張って欲しいモノだ。
何かが違うと云う、居酒屋本来の空気感や風情を読み取れない店はサスガに厳しいネぇ。
さて、権ノ助ハイボールでも寄って帰るとするか。