東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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昭和をワープして、道玄坂にまた一つ大人の隠れ家が出来た。

今から数十年も前、新宿に「怪人二十面相」と云う店が在った。それから原宿に「キングコング」なるRock!な店が出来て、どんどん青山、渋谷に近づき「ガレッジパラダイス」、「シンガポールナイト」が生まれ渋谷の裏通りに巨大な「ピンクドラゴン」が出現した。

此処からクールスやブラック・キャッツが生まれ、週末の代々木公園では彼等のイカした格好をマネた若者たちが踊り狂っていたっけ。もはや伝説となったピンクドラゴンの生みの親は山崎真行さんだが、そのあたりの物語はマッケンさんこと森永博志さんの書いた「原宿ゴールドラッシュ」に記されている。
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此れは、先週末代々木公園で見かけたクルマだ。
僕はアメ車が大好きで1973年式のエル・カミーノを転がしていたが、ボーリングシャツにリーゼントと云う訳では無かった。どちらかと云えば、70年代の西海岸世代を気取ってスカしていたのかもしれない。

それでも僕はジェームス藤木やブライアン・セッツァーなんかが好きだったし、キングコングやシンガポールナイトに遊びに行ったもんだ。当時、店に置いてあった色々なフライヤーに描かれていた美女のイラストが可成りイカしていた。あのピンナップガールは誰が描いていたんだっけ?忘れてしまったナ。クリームソーダの看板なんかのイラストも同じイラストレーターだった。

さて、何故こんな古い話をしたかと云うと、昨日の晩にまたイカした酒場に行ったからなのだ。しかも、長年「怪人二十面相」や「シンガポールナイト」に携わっていた若松さんとセイキさんが一緒に開いたバーなのだ。一緒に行ったヤマバも若い頃は、ワカさんの店で遊ばせて貰ったそうだ。
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道玄坂から百軒店に入り「道頓堀劇場」を尻目にズンズンと入って行くと千代田稲荷神社の赤い鳥居が目に入る。
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此処は数年前までは怪しい立ちん坊の女性が目に付いた場所だ。

10日前、神社の真隣りに新しく出来たビルの屋上階に、その酒場「R」が在る。エレベーターのボタンが示すのはR階。僕の前のオフィスもR階だったのだが、屋上に無理矢理作った違法建築物件だった。しかるに、此処も屋上だったのだろうが、ちゃんと消防検査もクリアしたらしい。

それにしても、グルり四方を窓が囲っている店なんて滅多にない。台風前夜の生温い風が窓から入り込み、カウンターに座る僕の顔を舐める様に吹き抜ける。
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円山町のラブホテル街のネオンを階下に見下ろしながら吞む酒の味はたまらなく旨い。
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昨日ヤマちゃんが懐かしい話をして盛り上がったのだが、ジョニー大倉さんのマネジメントしていた人ってキングコングで働いていたガクさんの事だったのだろうか。30年位前の事だから記憶が随分と怪しくなっている。
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こんな凄い隠れ家を教えてくれたヤマバに感謝だ。ボトルも入れたし、「Wokini」の近くにまた一軒、通いそうな酒場が出来てしまったナ。

そう云えば、同じ渋谷の屋上の隠れ酒場「マルクス」が今月末で閉まると聞いた。
足繁く通ったバーが無くなってしまうのは残念でならない。
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先週末は撮影用のモデルオーディション立ち会いが有り、夕方から芝大門に居た。クライアントの方々と沢山のモデルたちを次々見ていたのだが、21時位になるとお腹が鳴り出して困ってしまった。

こんな時、気の利いたアシスタントが居たらお茶菓子の一つでも用意するのだが、4月入社したばかりの新人君にそんな知恵など無かった。
僕がこれだけ腹を空かせているのだから、クライアントだって同じだろうにネ。全く、今回も仕事を任せた自分に反省するばかりだった。

そんな訳で、オーディション終了後、真っしぐらに飯を喰いに行く。
プロデューサー君に店を任せていたのだが、ここでまたミスったのだ。

もう時計の針は22時近くを指そうと云うのに、「場所どこ?歩いてすぐの処?」って聞いたら、西麻布だと云う。オイオイ、みんなもう無茶苦茶腹が減っているんだぞ。歩いてすぐの処にしろよな、と怒りつつ、またまた任せたのは僕なのだ、と反省。西麻布をキャンセルさせて、芝大門の駅近くの美味い韓国料理屋に変更したのだ。

芝大門交差点のすぐ近くに在る「からにく家」は焼肉も良いが、プルコギなどが絶品の店なのだ。
先ずはビールで仕事の疲れを解し、チャプチェやレバ刺し、パジョンなどで空腹を癒す。
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豚キムチ炒めやパジョンは皆に評判が良く、追加注文する程だった。

男6人だったので、大きなプルコギ鍋をお願いした。
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酒もマッコリに切り替え、皆で鍋を突いたのだが、1時間程した処で、「そろそろラストオーダーです」の声。こいつぁ、ヤバいと鶏肉のタッカルビ鍋に各自クッパ系ご飯も追加した。
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この最後の駆け込みオーダーが可成りヘビーだった。
幾ら腹が減っていたからと云って、1時間半で激喰いはキツかった。
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皆と別れ、独り渋谷に戻り「Li-Po」で白ワインを頂いた。
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此処も午前1時閉店なので、軽く2杯飲んで、桜ヶ丘の「田神バー」へ移動した。

ユッケジャンクッパが胃まで到達せずに、まだその前で留まっている様だ。あぁ、苦しい。
此の夜は歩いて家まで帰って正解だった。三十分程歩いたら胃が落ち着いて来た。やっぱり、食事はゆっくりがイイね。

てな訳で、韓国料理が美味しいと思うとバカのひとつ覚えの様に続けてしまうのが我が輩の悪い癖なのだ。風邪が直ったばかりの病み上がりの友人を誘って、カムジャタン鍋を食べに行った。いつもなら新大久保の「松屋」に行く所だが、近所にも安くて美味い処が有るなぁ、と渋谷の「とんちゃん」で集合した。

最初は定番の豚生三段バラ肉を頼み、ビールで乾杯。
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続けてマッコリを頼んだのだが、利一さんが「マッコリはビール割りが美味い」と云う。これが韓国の若者の間で流行しているのだ、と云うが定かではない。
ところが、これが大変美味しい酒だったのだ。
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ビールの苦みとマッコリの甘さが相性良く、炭酸具合も最高だった。もう今度からコレだね。
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豚バラをさっさと片付けて、鍋の用意をして貰う。
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カムジャタンは豚の背骨から出るエキスで煮込んだジャガ芋鍋なのだが、汗をかきかき、骨をしゃぶるのがイイ。
韓国料理って案外野菜を沢山食べる事が出来てヘルシーなんだね。
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それにしても、利一さんはやたらとアレやコレや、ハングル語で何て云うか質問攻めしていたナ。
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利一さん、〆のおじやにゴキゲンでアル。

日曜は休みをとった。
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天気も良かったので、散歩がてら林試の森公園まで行って昼寝をした。
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サギが小魚を狙ってじっと水面の様子をうかがっている。
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その横では猫が死んだ魚を何とか手に入れようと必死になっている。
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廻りで見ている方が、池に落ちるんじゃ無いかとヤキモキしていた。
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此処に住んでいる三毛猫も日向ぼっこで気持ち良さそうだった。
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公園を出て歩いていたら、近くでこんな素敵な井戸を見つけた。
散歩は楽しいねぇ。
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by cafegent | 2008-05-20 16:37 | 飲み歩き