豚しゃぶの宴の後、十年ぶりに素敵な方と再会した。
2008年 06月 04日
まずは、メニューには載っていないのだが、大トロ、活車海老や水蛸などお造り用に用意してある鮮魚を用いて海鮮しゃぶしゃぶにして貰う。
水蛸唐揚げは酒が進むし、本鮪とアボカドのハリハリサラダはお代わりをしたくなる程旨い。
此の夜のメインとなる紅豚のしゃぶしゃぶだが、塩で食べるのがオススメと云うのでトライしてみたら、これが旨いのなんの。塩だけでも20種類以上あったんじゃないだろうか。
ちなみに、チベット高原の塩、アンデス山脈の塩、糸満海水塩、四川岩塩と云った海外の塩や抹茶塩、昆布塩、うめ塩などのブレンド塩を付けて食べるのだ。まぁ、定番のポン酢や胡麻だれでも十分美味しいのだがネ。
信号を渡りバー「きえん」でワインを軽く引っ掛けて、皆と解散。其の後、独りで渋谷に出てのんべい横丁の「Non」へ移動した。
久しぶりにブタドクロがベロ酔いしていたが、相変わらずゴキゲン状態でカウンターの美女たちと楽しくおしゃべりしていたナ。
暫くして、外を見ると知った顔が立って居た。隣のバー「莢」のママ、かよさんと立ち話をしていたのは、シンガーの尾藤桃子ちゃんだった。
彼女に会うのは、もうかれこれ十年ぶりになるが、「ビストロだるぶる」でも彼女が時々来ていると聞いて居たので、漸く再会できたなぁと云う感じだったかナ。
舞台も9月から始まるので、チケットを確保しなくては。
それにしても、十年ぶりに会った割には久しぶりな感じがしなかったなぁ。つい最近、新聞でお父さんの尾藤イサオさんの事を語っていた記事を読んだばかりだったし、最近は舞台で活躍中だと云う事も耳に入っていたので、そんなにご無沙汰した雰囲気じゃなかったのだろう。
すっかり話に夢中になったら午前2時を回っていた。楽しい時はいつだって早く過ぎるね。
いつの間にか雨が上がっていたが、渋谷の町の喧噪は昼間と何も変わらない。濡れたアスファルトを照らすヘッドライトが目にやけに眩しく映ったが、随分と楽しい酒宴の後だけに、気分良く歩いて家路に向かった。