宇ち多”、鳥房、縄のれん、と酒を求めて大移動。
2008年 06月 27日
ロクロを廻して、自分だけの陶器を創れるのだ。形を作り、絵付けをして、窯に入れて焼くのである。ロクロを廻したり、止めたりしながら独創的な形や色を浸けて行く。土の色まで三種類選べるので、焼き上がった時の色合いに驚いてしまうのだ。何度かやっていくうちにコツを覚えていくので、楽しいのだ。
また、CharやUA、尾上菊之助など6人のアーティストたちが創っている姿や作品も紹介されているので、それを参考にするのも良い。
でも、コレ最後に本当に焼いてくれると良いのだが、あくまでもバーチャルなところが残念だね。
「ロクロでオーナーメード」
昨日は午後の打ち合せがいきなりキャンセルになった。するとタイミング良く宇ち多”仲間のビリーから誘惑のメイルが来たのだ。そして、誘われるままに平日の宇ち入りを決行したのだった。
いつもより少し早い時間だったが、やっぱり大勢並んでいた。でも、20分程で入る事が出来たのだ。
ビリーは、あの頭ツルツル黒人のシェイプアップDVDを買った事を宇ち多”のみんなに知られてから、通称「ビリー」になってしまった奴だ。
此処ではマスターはじめ、お母さん、そうさん、朋あんちゃんたち皆にイジられキャラを確立しているのだった。
先ずは梅割りで乾杯。「乾杯」と云ったって、焼酎が表面張力しているので、グラスを持つ事が出来ないのだ。持ったフリして、いざ乾杯。そして口をグラスに持ってく。
朋あんちゃんから「まだ、シンキあるよ。」と嬉しい一声。
二人して「いただきまーす!」だ。シンキとはコブクロ(子宮)とテッポウ(直腸)だ。
心して食べないと申し訳ないなぁ。あぁ、幸せ。
そして、無いものねだりの悪いクセが出て来た。「ツルまだあるかなぁ?」と訪ねると「もうとっくに無いよ。」と返された。
先日もソウさんに「シンキかツル残ってますか?」と聞くと、ニヤニヤしながら「えっ、何、フザケた事言ってるのカナ?」と切り返された。うぅ、僕もビリー化して来たみたいだ。十分、皆にイジられてるナ。
ビリーが一生懸命に朋あんちゃんの写真を撮りたがっていたが、中々撮らせてくれないのだ。
シンキ食べられただけでもラッキーかと思っていたら、あんちゃんがツル一本だけ残ってたよ、と嬉しい一言。
ツルとは、豚のおちんちんなのだ。コレ食べても自分のは変わらないのだろうナぁ。
そうさんに「じゃあまた土曜ね。」と云われて、外へ出る。そうか、明日も朝から宇ち入りだったナ。
踏切を渡り、ビリーと二人で「鳥房」を目指した。
名物「鳥の丸揚げ」は鶏の半身を素揚げして、塩を振っただけのシンプルな料理なのだが、これがまた美味いのなんの。一度食べたら病みつく味なのだ。ただ、人気だけに出てくるのが遅いのだ。正面の鶏肉店でも持ち帰り用に揚げているから、仕方無いのだけれどね。
此処のお通しもウマイ。
ポン刺しを頼み、丸揚げが出て来るまでジっと待つ。
そして、お姐さんが待望の丸揚げを持ってやってきた。
席に着くなり、ビリーが「650エーン、ふたつーッ!」と叫ぶので、一番大振りの半身になったが、此処の鳥の丸揚げは毎日時価なのだ。時価と云ったって、600円前後でアル。
大抵3種類値段があるのだが、昨日は600円、620円、650円だったが、580円て時もある。しかし、何故こんなに細かく値段を刻むのだろう。都会じゃ、絶対600円、800円、はい1000円、ってな感じなのにネェ。やっぱり下町立石は両親的なんだナ。
首の部分のナンコツまでしっかりと揚がっていて、コレがまた美味しいのだ。
ビールでお腹が膨れてきたし、外も並んでいるのだろうと思い1時間程で店を出た。
ビリーに次どうしようか訪ねると何処でも行きまスって事だったので、恵比寿「縄のれん」へ連れて行くことにした。焼き場の横の席が空いていたので、其処へ滑り込む。
宇ち多”とはまたひと味違う、「縄のれん」の味を知ってもらおう、と先ずはハラミ串から。
続けて、恵比寿「カドヤ」へと移動。
椅子席全部埋まっており、立ち飲みとなった。
世界のナベアツよろしく、世界のビリーになっていた。
宇ち多”の梅割りがボディブローの様に効いて来たゾ。カドヤのボールも十分効いてきた。そして、いつのまにかまた店で寝てしまった。起きるとビリーは居なかったが、ひとみ姐さんはまだ飲んでいた。家に戻るとバタンキュー。気がつきゃ洋服着たまま床で寝ていた。トホホ。
さてと、今夜はジムで躯でもイジメようかナ。