先週も鰻に始まり、鰻で締めた。夏もそろそろだね。
2008年 09月 08日
一夜明けた今朝は日差しは強いが顔に当たる風はカラッとしていて、少しずつ秋の風に変わって行ってるのを感じる事が出来た。
みの虫を発見。
オフィスまでの約30分ウォーキングもさほど汗をかく事無く歩けたナ。目黒川の脇道で、今朝もショーケンさんにお会いした。ピンストライプのスーツにタイを絞めており、格好良かったなぁ。先日拝見したファッション誌の誌面で「俺はローライズのジーパンなんて履けないネ!」と語っていたが、渋過ぎるよナぁ。コトバに歳を重ねた重みを感じたよ。僕自身もう40代も後半だと云うのに、ショーケンさんと握手した手に熱いトキメキを覚えてしまうのだ。幾つのなっても「ショーケン」は僕の憧れの象徴なのだ。
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ここ最近、毎週の様に或る大学に通っている。と云っても、勉強に赴いている訳ではない。大学受験を控える高校生達へ向けた広報活動の手伝いをしているのだ。コピーライターの森一起さんと共に学生にインタビューをしたり、大学側の構想を伺いながら、スローガン作りなどを手掛けてるのだ。
それにしても、コピーライターって凄いよネ。漠然と頭の中に描いている「何か」をちゃんと明確にコトバに置き換えて整理し、的確な表現のワードを導いてくれるのだ。
先週の打ち合せでも、たった一つの動詞をどう捉えて語るかで、如何に伝える相手の琴線に触れるのかを判らせて貰ったのだ。凄いなぁ、ホントに恐れ入る。
先日、そのライターの森さん達と一緒に中野「川二郎」へお邪魔した。「川二郎」と云えば、鰻の串焼きの名店だ。
開店前から外に並んでいる。
日も暮れて、縄のれんが入り口に下がり、さぁ口開けだ。毎年、夏の間は鰻を食す機会が多いのだが、酒のアテにやる串焼きもたまらないネ。
先ずは暑い晩夏の夕暮れを爽やかに過ごそうと冷たいビールを一口頂いた。アテは貴重な肝刺しだ。
酒を金宮に切り替える。壁には、『「ヤキ」一生...』の親方の似顔絵と共に「焼酎は三杯まで」とキビしいお言葉が掲げられていた。
そして、「一通り」を頂く。6種の串焼きが順次登場だ。
お任せ串焼きの「ひと通り」が出たので、お次は短冊を頂いた。
此処でうな丼を食べてしまうと、せっかくのハシゴ酒が出来なくなるので、そこそこの腹具合で次の店に移動。
トリスバー「BRICK」は銀座や渋谷など、どこの盛り場にも在るが、中野は素晴らしく良い雰囲気だ。
ヨッシーもゴキゲンだネ。
ブライス人形にも似ているのだが。どちらもホメてるのだよ。うん。
皆さん、かなり酔い心地なのだが、此処からまた高円寺へと移動する事になった。
高円寺に行ったら、必ずと云って良い程立ち寄りたくなるカウンター天麩羅の名店「天すけ」だ。
夜は定食の天麩羅をアテにビールか日本酒が良い。
此の日は人数も多かったので、ちょっとだけ奮発して名物の「アボカドうに」の天麩羅をお願いした。
定食の天麩羅が全て出揃ったので、〆にご飯と味噌汁をお願いする。
定食だから、ちゃんと付いているのだナ。そして、そのご飯の上に「天すけ」名物、玉子の天麩羅を乗っけてもらうのだ。
森さん達は、お初のメニューだから、ここはベーシックに天丼のタレをかけて貰った。
いやはや、満腹。是非、また中野、高円寺界隈の飲み会をしよう。
ビストロ・ダルブルを独立したミウラ君の開いた新店「ボア・ボア」も行かなくちゃ、だしネ。
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日頃、「夏は鰻に限る!」と吹聴していると、ちゃんと届けてくれる方が居るのだナ。嬉しいねぇ、麻布「野田岩」の鰻蒲焼きを残暑見舞いで戴いた。レトルトパックで仕上げて有るので、湯で温めるだけで良い。
以前、麻布のアメリカンクラブの裏にオフィスを構えて居た頃は、脇の坂を下ると「野田岩」の前に出て来た。あの頃は良く通ったが、最近は年に一度程度になって仕舞ったナ。
そんなコトを想い出しつつ、「おウチ野田岩」の鰻丼に舌鼓みなのだ。
捌きたて、打ち立て、焼きたての直前三拍子には程遠いのだが、上等な鰻を使って作っているだけに実に旨い鰻丼だった。あぁ、満足。
さて、秋は何が好物だと吹聴しようかナ。むふふ。