東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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2009年 10月 20日 ( 1 )

土曜日は朝からいつもの立石へ『宇ち多”』詣で。
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此処数ヶ月行く度に口開けの時間が早くなっている。この日は、朝10時に立石に着き、40分には暖簾が下がった。おや、びっくり。
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しっかりと煮込みのホネを戴いて愉しい週末が始まった。たっぷりと呑んで食べてもまだ11時半だ。一人、また一人と店を出る。それでも、イトーヨーカドー裏の『えびす家』を覗くと皆が集まっていた。
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宇ち多”の奥席の仲間がそっくりそのまま、こちらへ移動だ。立石の重鎮イシさんに大島さんもゴキゲンだね。チューハイに日本酒と皆自由に愉しく呑んでるナ。

午後は皆と別れて、一人で浜離宮まで出掛けてみた。
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土日の二日間、『浜離宮恩賜庭園』が茶会の場となるイベント「東京大茶会2009」が行われていたのだ。
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野点(のだて)や茶席、芸妓衆による舞踊など、様々な催しを堪能。
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それにしても、浅草の芸妓衆の踊りは粋だねぇ。
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日頃からお稽古を積まないと出来ない伝統芸だ。素晴らしかったナ。

空は曇っていたが、美しい徳川将軍家の大名庭園はのんびりと散策するだけでも気持ちが良い所だネ。
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東京って意外とこんな場所が多く点在しているのだ。
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綺麗な芸妓さんたちもお帰りだ。

新橋駅の方に戻り、『小川軒』にて一休み。イラストレーターの原田治さんは「此処のモンブランを食べないことには秋がやってこない」と云う事で、僕もひとつ。
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利平栗だけを使うそうだが、和栗の甘さ控え目のマロンクリームと珈琲がベストマッチな組み合わせ。丁度手が空いた時間帯だったのか、白衣が凛々しいマスターと楽しいモンブラン談義に花が咲いた。

夜は雷門『簑笠庵』にてしめ鯖をアテに薩摩富士の兵六呑みだ。
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此処はふらりと独りで立ち寄っても誰かしら酒仲間が集っているから楽しく呑めるのだナ。
自転車散策ガイドブック「自転車でめぐる東京・江戸ガイド」を献上したばかりの酒仲間は浅草「むつみ」の釜飯を食べた帰りに寄り道だ。
そうか、牡蠣の釜飯が旨い季節になったのだナ。うーん、僕も行かなくちゃ。

主人の山本さんが水蛸のホイル焼きを作ってくれた。
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これにはウィスキーが良いな、と酒をスコッチに替えてみた。
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あぁ、大正解。スコットランドの漁師になった気分で水蛸を味わった。

時計の針が12時を指す前に地下鉄に乗れた。溜池山王で乗り換えていつもの深夜食堂へ。

ドアを開けると良い匂いが僕の鼻を一撃だ。ママが大きな鍋で牛すじ大根を作っていたので、戴いた。
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芋焼酎のお湯割りを呑みながら土曜の夜が更けて行った。
        ◇        ◇        ◇
日曜日は神楽坂へ。
天気の良い秋晴れとなったので、ずっと自宅待機となっていた着物に袖を通してみた。
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あぁ、流石『めうがや』の足袋は足に馴染むなぁ。

神楽坂の街は、「神楽坂まち飛びフェスタ2009」を開催中で、沢山の人で賑わっていた。お座敷遊び入門講座やら、落語会、茶会、カフェのギャルソンがトレイ片手に走り抜くギャルソンレースなど11月3日まで様々なイベントが催される。
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僕は、先日両国の私設図書館『眺花亭』で知り合ったご夫妻に招待して戴いた落語会『小天狗よったり会』を聴きに毘沙門天へと伺った。

橘ノ百圓さんはじめ、アマチュア噺家の皆さんの催しだが、実に今年で19回目でアル。それはもう年季も入って堂々としたものだ。

百圓さんは日大落研出身。真剣にプロの噺家になるか家業を継ぐか悩んだ末に木場の材木商を継いで、落語は趣味で続けることにしたそうだ。
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最初に「紀州」、トリで「野ざらし」と二席、とても良かったナ。
「野ざらし」は小三治師匠で聴いたモノを手本にしていたナ。
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志ん生師匠顔負けの風体の、めずらし家芝楽さんは貫禄だネ。

ぬりた亭津久蔵さん、柳花楼扇生さんの落語も素晴らしかったが、とりわけ三味線の福岡民江師匠の「深川」が聴けたのが良かった。
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テレビドラマの「タイガー&ドラゴン」でお囃子を弾いていたのが民江師匠だネ。

百圓さんたちは、江東区のアマチュア落語会『都笑亭』(これで、トワイライトていと読むのだヨ)に出たりしているので、アマチュアと云えどプロ顔負けの方々だ。

落語会が終わり、酒朋キクさんと一緒に打ち上げに参加した。
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会場は名画座ギンレイホール横の『天狗』だが、毎年此処で打ち上げをやっていると云うだけに、酒も食事も何から何まで素晴らしかった。
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百圓師も洋服に着替えゴキゲンだ。酒を一杯頂いた。
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木場の材木屋界隈は素敵な女性が多いのだネ。皆さん、愉しいひとときをご馳走さまでした。
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その後は、キクさん行きつけ麹町の『ほっ。』へ。
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流石、菊さんだけに菊姫が充実している店なのだね。
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新しい店らしいが、日本酒好きにはたまらないネ。
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この盃の台もイイネ。
明石焼きをアテに菊姫を三種利き酒だ。
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ふぅ、日曜日も愉しい夜を過ごしたナ。
by cafegent | 2009-10-20 17:09 | 飲み歩き