東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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2013年 05月 31日 ( 1 )

風薫る五月も今日で終わる。紫陽花も咲き始めたネ。
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初夏の風が新緑を駆け抜ける季節も過ぎた。

東京は梅雨入りしたが、昨日と打って変わり今日は五月晴れとなった。
窓を開けると爽やかな風が吹き込んでくる。時おり聞こえて来る雀の幼鳥の声に心和むのだナ。

いよいよビールが美味しく感じる季節の到来だ。緑に囲まれた青空の下で飲む缶ビールも美味いし、ビアホールで大きなジョッキを煽るのも快い。

月末の支払い業務が無事に終わり、ランチがてら仕事場近くのハンバーガー屋『Sherry's Burger Cafe』に入った。

ハイネケンの生を頼み、ベーコンチーズバーガーにアボカドを乗せて貰う。
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窓の外では、小さな自転車に燦々と太陽の光が降り注いでいる。
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冷たいビールが喉を軽く刺激する。

此処は、四国・香川県の精肉店から仕入れたパティ(肉)を毎日店内で仕込んでいるそうだ。バンズも毎日新宿のパン屋さんからこの店オリジナルの物を作って届けて貰っていると聞いた。

さぁ、ハンバーガーがやって来た。
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ハンバーガーと云う奴は、大きな口を開けてかぶりつくのが一番旨い。口一杯に肉汁が溢れるのだナ。
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ベーコンの香ばしい薫りとアボカドのねっとりとした食感が、我が胃袋を躍らせる。

口の回りも両方の手もケチャップとマスタードでベタベタになるのだが、そんな事は一向に構わない。これが、コイツの喰い方だからネ。

生ビールの泡がグラスの内側に白いリングを残す。グラスが綺麗に磨かれいるからだ。

グラスに描かれた美しい白のラインを眺めていたら、セント・ジェームスの新しいボーダーシャツが欲しくなった。
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武蔵小山にこんなにも美味しいハンバーガーを食べさせてくれる店があるのだから、もう本郷や三軒茶屋まで出掛けなくても良い。ご主人が肉を焼き、奥様がお客さんを切り盛りしている。実に清々しいお店だ。

肉を食べると、その瞬間からエネルギーの補給が出来た気がする。これで午後も頑張れるのだナ。
    ◇         ◇         ◇
さて、昨日は東十条まで呑みに出掛けた。田町から京浜東北線に乗り換え、東十条へ。
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南口の改札を出て左へ進む。
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この坂道から望む操車場の風景は、何故かパリの北駅を思い出す。

この日向かうのはもつ焼きの名店『埼玉屋』だ。
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雑誌「ぴあ」の編集長から「今度赤羽・十条特集のムックを出すことになったので、此処を紹介して欲しい」と依頼されたので、久しぶりに暖簾を潜った。

口開けを狙おうと思ったのだが、出掛けに来客が有り4時を20分程廻っていた。既にコの字のカウンターは一杯だったが、皆さんに詰めて頂き椅子を入れて貰う。

先ずはお馴染みのクレソンサラダから。シャキシャキの大根にクレソンの苦味が美味い。生レモンをギュッと搾ったレモンハイでスタートだ。シャリシャリ、シャーベット状の焼酎で氷入らずなのだナ。

さぁ、埼玉屋劇場の幕開けだ。アブラのタレが皿に置かれる。此処のアブラとは、牛のリブロースでアル。これを絶妙な火加減で焼くのだが、レアで旨い。これが140円とは驚きなのだ。

続いて、上シロ塩焼き。所謂、テッポウだネ。この日はジュニアが焼き場に立っていた。大将は客席に廻ってワインの栓を抜いている。

続いて、レバー串。昔のベリーレアが懐かしいが、今の焼き具合でも実に美味い。

お次は、ねぎま串だ。岩中豚のバラ肉と長ネギが奏でるハーモニーにうっとり!ハツの塩を戴き、レモンハイもお代わり。グビグビと酒もススむ。タン塩焼きも歯ごたえ旨味共に最高だ。ハツ塩にシロタレと串がどんどん焼かれていく。

そして、お待ちかねのチレだ。チレとは脾臓の部位。こちらは、焼き上がってもスグに食べちゃぁいけない。エスカルゴに良く使う「ガーリックバター」を乗せてくれる。これが熱々のチレの余熱で溶けて沁み込むのだナ。大将曰く、「さぁ、フランスに行ってくれ!」

カシラも塩焼きで登場。これまた変らず旨い。お隣さんたちの会話も弾み、レモンハイのお代わりが続く。

いつの間にかジュニアに替わって、大将が焼き台に立った。

さぁ、いよいよ軍鶏(シャモ)串だ。今度はメキシコ旅行なのだナ。焼き上がったシャモに情熱の太陽の様な真っ赤なサルサソースがかかるのだヨ。シャモのしっかりとした肉の味にソースが絡み絶品な一串だ。

最後にナンコツ食べるかい、と聞かれたので「もちろん!」と即答だ。

あぁ、ナンコツのコリコリとした歯ごたえが堪らない。最後にもう一杯レモンハイを戴いてご馳走様。

串一通り食べて、生レモンハイも5杯やってしまった。雑誌「ぴあ」から取材の申し込みがあったらしいが、断ったのだと伺った。だが、この日、大将と久しぶりに色々と話も出来て、「この場で、編集長に電話すればいいよ」と快く取材の快諾を得た。

美味しい料理を戴き、旨い酒を呑み、最後の最後まで感謝しまくり、しまくり千代子状態だ。

携帯を見ると赤羽『まるます家』の若女将からも取材OKのメールが届いていた。改めて、皆さんに感謝多謝!

気を良くし、足は神保町へ。胸躍るハシゴ酒の旅!
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酒場『兵六』の暖簾を潜ると、いつもの面々が集って居た。瓶ビールを戴き、カミサンと待ち合わせた。

おぉ、新しょうが玉ねぎサラダの季節がやって来た。
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血液サラサラになった気分に浸り、カミサンと共に焼酎さつま無双の白湯割りを戴いた。

家に戻り、ハイッピーのレモンビアテイストを呑む。
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前日に門前仲町『魚三酒場』で土産に戴いたエビフライが三本あったので、カミサンがエビカツ丼にしてくれた。
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腹も満たし、いつ寝落ちしても自宅なら安心だ。
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そんな訳で、気がつきゃ朝の5時までソファで爆睡したのであった。トホホ。

以前の「埼玉屋」さん紹介の日記
by cafegent | 2013-05-31 16:10 | 飲み歩き