東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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2014年 07月 17日 ( 1 )

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    入谷から出る朝顔の車哉     子規

入谷の朝顔市、浅草のほおづき市が終わり、東京もいよいよ本格的な夏到来だネ。暦では既に「晩夏」だが、梅雨明け間近の東京はこれからが暑さ厳しくなる。

暑いと云えば、京都では夏恒例の祇園祭が始まったネ。この時季は宿も取れず、取れたとしても値段がバカ高いときている。茹だるような暑さの中、四条河原町で山鉾巡行を観たのが懐かしい。祭りが終わった8月に入ったら、川床で鮎料理でも食べたいものだナ。

入谷の朝顔市は毎年雨に見舞われている気がする。
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今年も鶯谷の駅を出た途端、雲行きが怪しくなり鬼子母神にお詣りを済ませた頃からポツポツと雨が降り出した。
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毎年世話になった方々に朝顔を贈っているが、今年は新しい品種に出逢った。
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「おり姫」と云う名の朝顔は、花が小さく七夕に相応しい八重咲きの花を咲かせてくれるそうだ。
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馴染みの酒場へもこの「おり姫」を届けるとしよう。

早々に配送の手配を済ませ、酒場へと向かった。午後五時、根岸の酒場『鍵屋』の口開けは最初の客となった。
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鍵屋の暖簾も白地の夏仕様に変わっていたナ。
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入口脇に買ったばかりの朝顔の鉢を置かせて頂き、カウンター席に腰を降ろした。
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桜正宗のぬる燗を戴き、鰻のくりから串が焼き上がるのを待つ。

この日のお通しは味噌豆だ。
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これ、実に東京の居酒屋らしいお通しだネ。此処のお通しは、ところてんだったり、煮こごりだったりするのだが、何れも実に美味い。

鰻のくりからが香ばしく焼き上がった。遅い時間に来ると売り切れている事が多いので、鍵屋に来たら真っ先に頼むのだナ。
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山椒の香りが胃袋を刺激する。この風味だけで酒がススむススむ。

桜正宗のぬる燗をお代わりし、味噌おでんを戴いた。

木の小さなスノコの上に三本のおでんが美しく並んでいる。
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竹串に刺さったこんにゃく、ちくわぶ、そして豆腐に甘い味噌がたっぷりと塗られているのだ。これまた、酒がススむのだネ!

店主の賢太郎さん、いつも僕には大きなお猪口を出してくれるから、スグにお銚子が空になってしまうのだネ。

ぬる燗三本を戴いて、ご馳走さま。外に出ると雨はもう上がっていた。
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さて、朝顔を届けに地元の酒場へと戻るとしよう。
by cafegent | 2014-07-17 18:32 | 飲み歩き