東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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<   2009年 11月 ( 16 )   > この月の画像一覧

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痛たたた〜ッ!またやってしまった。
ほとんど持病とでも云うべきギックリ腰でアル。朝からの寒さにどうも調子が優れなかったのだが、撮影用の小物が入った段ボールを持ち上げようとした途端、ギクリとやっちまったのだ。

丁度一年前の今頃も急に温度が下がり寒くなった日にギックリ腰を患った。腰をかばいながら『簑笠庵』の忘年会に駆けつけた記憶が蘇る。
一昨日も簑笠庵の京子さんから酉の市の前夜祭に行こうよ、と誘われたが腰が痛くて行けずである。

毎年この季節になるとギックリ腰に気をつけなくちゃと思うようになっちまったナ。トホホ。

昨日、恵比寿の掛かり付け(毎年、ギックリ腰になるので、すっかり掛かり付け)の病院に治療に行った帰り、この夏に出来たウワサは聞いていた居酒屋の前を通った。場所はアノ『キムカツ』の真隣り、そしてご大層な店名が『ちょもらんま酒場』でアル。
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世界一の居酒屋を目指す心意気とのコトでこの名を冠に。

赤羽、十条、王子、立石、八広辺りの下町酒場の佇まいを恵比寿のバス通りに造り、餃子を中心にした品書きに酒はハイボールが主力だ。
但し、価格は矢張り恵比寿プライスなのだ。焼酎のハイボールが450円とはチト高い。名店『縄のれん』だって此の地で350円なのだから。
これが赤羽、立石ならば200円から300円だもんネ。

餃子がウリなのは、アノ紅虎餃子でお馴染み際コーポレーションの中島氏が、同業の中村悌二氏とタッグを組んで始めた新業態だからだ。
下北沢のバー『フェアグランド』に始まり、数々の店を営んできた中村さんも最近はすっかり飲食プロデューサーとしての地位を確立したみたいだネ。確か僕と同い年だから、ご活躍で凄いよねぇ。

まぁ、僕が此処に行くかと云えば、たぶん行かないと思うが都心の連中の目を引き足を止めさせる勢いの外観を創った事はスゴイと思ったナ。
       ◇        ◇        ◇
分厚い本は鞄に入れて持ち歩くには、チト辛いネ。分厚い本は寝る前にベッドで読むに限るかナ。

仕事の合間に本屋に立ち寄って、何冊か本を買う時に買った後で後悔することがアル。分厚い本ばかり手に取ってしまった時だ。
先日も東京堂書店で、奥田英朗の新刊『無理』と坂崎重盛の新刊『神保町「二階世界」巡り』、それにサイン本だったので、森山大道の写真集も購入。コレ、総てが自立して立つほどに分厚いのだった。
さらにその日は、神田古書まつりだったので、何冊か古本も購入。
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良い本はゲットしたが、事務所に戻る帰り道がツラかった。
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さて、坂崎氏の『神保町「二階世界」巡り』の中で、とても興味深く読んだのは「焚き火系」文芸に関する記述だった。焚き火が登場する文芸小説を片っ端から調べ上げているのでアル。国木田独歩に始まり、若山牧水、池波正太郎、幸田文、村上春樹、そして川本三郎のコラムまで幅が広い。さらに、焚き火系俳句まで実に二百句も取り上げて、注釈まで付ける凝りようなのだ。

「焚き火」なんて、もう何年もしていないなぁ。僕の記憶の最後の焚き火は、忘れもしない1989年の秋だ。マツダがユーノス・ロードスターを発売した年で、僕も初回の先行販売で赤いロードスターを手に入れた。丁度、同じ時に青いボディを買った友人と二人で箱根ターンパイクをドライブしに出掛けたのだった。もう、屋根をオープンにするには寒さが厳しい時季だったが、ショット社のライダースジャケットにニットキャップを冠り、山道を駆け巡った。
アウトドア好きの友人はアルマイトの鍋を使って珈琲を煎れてくれた。鼻水をすすりながら、飲んだあの味は今も忘れない。その時、紅葉が終わった落ち葉を集めて焚き火をしたっけなぁ。

そんな事を思い出していたら、今週の朝日新聞のコラム欄にBE-PALの編集長が、タイミング良く「焚き火」の事を書いていた。
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焚き火を愛する人を勝手にタキビストと呼んでいるそうだ。いいネ「タキビスト」、響きがまた良い。

あの時はクルマだったから、酒が飲めなかったが空気が澄んだ夜に焚き火の揺れる炎を眺めながらウィスキーでも呑んだら最高だろうなぁ。
BE-PALの編集長、酒井直人氏は「焚き火を小学校の必須科目にせよ」とまで言い切っている。今発売中のBE-PAL1月号では、焚き火特集まで組んだらしい。

今年の晩秋は、皆でタキビストになってみようぜ。もちろん、スキットルにウィスキーを入れてネ。
       ◇        ◇        ◇

水曜は神田須田町で打ち合わせだったので、何処で呑もうか悩んだが、結局門前仲町の『大坂屋』の暖簾を潜った。
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煮込みを四、五本つまみ、大瓶と熱燗を一本戴いた。

吉田類さんが週刊現代に此処を「煮込みの横綱」と書いたらしく、雑誌片手に訪れるお客さんが増えた。店が賑わうと云うのも良い事だが、僕が入れなくなると云う事がチト厄介か。先週も外で少し待ったからナ。

大坂屋を出た後は、白金台で打ち合わせ。その後、友人のインテリアデザイナーと西麻布のバー『霞町 嵐』で呑んだ。
此処は西麻布交差点を広尾方面に戻り、外苑西通りから左の坂を登った辺りに在る。僕の好きなバー『flask』にも近く、『鮨 青木』の並びと云った方が判り易いか。此処はロックンローラー、内田裕也邸の地下に在る隠れ家の様なバーである。

此処のフレッシュフルーツを使ったカクテルはとびきり美味いのだが、僕はマンハッタンのオン・ザ・ロックを戴いた。

フェテッィシュ系インテリアが得意な友人は、近く東麻布にビルを建てる。1階は自分のバーを開くそうで、3階から上をアトリエ兼住居空間にするそうだ。今使っている白金台の家も大胆奇抜なデザインだが、今度はどんなインテリアになるのか期待している。そのビルの2階部分をテナントにしたいとの事で相談を受けた次第でアル。

ダイキリのオン・ザ・ロックを呑み干して、僕は恵比寿へと移動。
先日、鳩山首相も訪れた『縄のれん』へ。
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僕の大好物のシロを戴き、都心一美味い焼酎ハイボールをゴクリ。
おっ、品書きの処に新しいモノが出てる。
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「牛ホネツキ」と書いてある。コレは頼むしかないだろう、とお願いするとホネ付きカルビのような巨大な牛肉の登場だ。
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それにしても美味い。美味過ぎる。縄のれん名物ハラミステーキを駆逐するようなスバラシイ味だった。
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『大坂屋』でビールと熱燗、友人のアトリエで赤ワイン、『霞町 嵐』にてマンハッタンとダイキリ、そして恵比寿『縄のれん』で焼酎ハイボール、ここまでチャンポンしてしまうと決まって記憶が無くなるのだ。恵比寿の後に何処へ行ったのかまるで覚えておらず、翌朝タクシーのレシートを頼りに記憶を辿る旅に出たワタクシであります。

そして、ギックリ腰にイタタと唸っているのだから、まったく情けない奴でゴザイマス。
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夕べは大人しく休肝日にして、箱根『富士屋ホテル』のビスケットを紅茶に浸して食べながら本を読んだ。
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コレもまぁ、小さな幸せかナ。
by cafegent | 2009-11-13 13:06 | ひとりごと
今週は月曜から立石へ。酒朋ビリーと『宇ち多”』で待ち合わせ。
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カシラとアブラで軽くちょい呑みをして青砥経由、関屋まで。

京成関屋駅と東武牛田駅は向かい合わせの至近駅だが、その間にとびきり美味い三冷ホッピーが呑めるアロハな酒場『モアナ』が在る。
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冷えたジョッキに冷えたキンミヤ、そこに冷えたホッピーが一気に注がれる。これこそ三冷の極意ナリ。
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いつでも賑わっているのが判るネ。そして、あっちでもこっちでもカレーを頼んでいるので、店内にカレーの良い芳香が漂っているのだ。

それにしても、カレーの匂いってのは不思議な力が有る。例えば鴨せいろが喰いたくて蕎麦屋に入っても誰かのカレー南蛮が運ばれてくると、その香りにつられて僕も自然にカレー南蛮を頼んでしまうのだ。

此処はカレーライスも人気だが、カレー味のもつ煮込みも評判だ。

美味いホッピーに大満足して、僕は神保町へ。

『兵六』の暖簾をくぐると先日奥会津の旅をした酒朋ハッシーと内田君が既に呑んで居た。そう云えば、立石『宇ち多”』で「さっき、ウチダに内田クン来たよ」と教えて貰ったっけ。立石から神保町とは同じコースを歩んでるネ、僕ら酒呑み連中は。そして、皆で『銀漢亭』へ。

ハッシーは、いつでも爽やかな笑顔だネ。
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内田君もすっかりi-Phoneがお気に入りのご様子だ。
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この日も愉しく夜が更けたナ。
         ◇        ◇        ◇
火曜日はライターの森一起さんと久しぶりに新宿呑み。
夕方四時少し前に思い出横丁前で待ち合わせをして、向かった先は鰻串焼きの名店『カブト』だ。

縄のれんの奥は既にビッシリと埋まっていた。僕ら三人だったのだが空いている席は二つ。おや、参ったナと思いきや皆さん詰めてくれて予備のイスを入れてくれた。
久しぶりのカブトは相変わらず香ばしい炭焼きのニオイが漂っていた。
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この日は新宿ロフトにてライブイベント「DRIVE TO 2010」を聴きに行く。80年代の東京を席巻したムーブメント「東京ロッカーズ」の復活イベントだ。当時のロッカーたちも皆既に50歳を越えている。そりゃそうだ、僕だってアト三ヶ月で50歳なんだからネ。ライブは6時半からスタートするが、ちらほらと此処思い出横丁内にもライブに参加するミュージシャンたちの姿をお見かけした。

早い時間に来ないとスグに品切れになる自慢のれば焼きを求め、僕らはこの時間にやって来る訳だ。先ずはビールで乾杯をし串焼きは一通りでお願いする。
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えり焼き、ひれ焼き、肝焼き、蒲焼き、それにれば焼きでアル。
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長年注ぎ足された鰻のたれが串焼きの味を決めるのだ。
漫画「深夜食堂」に出てくるような素晴らしいタレの壺が在る。
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ビールの後はお馴染みキンミヤを戴く。
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此処も北千住『大はし』同様に梅エキスが置いてあり、自分の好みの味に出来るのだ。むはは、ちょい垂らしでドライマティーニの如く。

    うなぎ屋は団扇で美味さをたたき出し

『カブト』の壁にさりげなく貼ってある一句でアル。

塩蒲を追加して大満足。大将の仰ぐ団扇に僕まで燻される。あぁ、至福の平日午後酒。

お次ぎは新宿センター街の路地裏、五時口開けの『三日月』を目指す。
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ちょいと『カブト』に長居をしたので五時を廻っていた。
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ガラリと戸を開けるとカウンター席は既に満席。テーブル席が空いているナ、と思ったら予約が入ってるとの事。大将の優しい「ごめんね!」の声に僕らもスンナリ諦めた。また次回にしよう、と西武新宿駅近くの台湾料理屋『台南担仔麺』へ。

随分とご無沙汰していたが、まだ在ったのネ。でもメニュ−を見れば担仔麺以外は殆どが値段が上がってた。普段『熊八』で呑む森さんと『宇ち多”』で呑むワタクシは一品500円以上の肴には手が出せない始末。
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で、散々悩んだ挙げ句、香菜と腸詰、それに酒の友ピーナツとしらす炒めをアテに紹興酒を一本戴いた。
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味は昔と変わらず美味しかったが値上げして量は少なくなっていた感じだったナ。まぁ良いか。
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此処の腸詰は、甘めだから辛いのをつけないとネ。
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新宿ロフトでは「東京オリエンタルサロン」が開催。

先ずはバースペースでブラックベルベッツのライブから。
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今年は立石フェスタや丸の内でのライブと彼らの名演奏を聴く機会が多かったナ。
ヲノサトルさん、ゴキゲンなオルガンさばき、お疲れさまでした。

そして、メインステージでは、野宮真貴をフューチャーして往年のプラスチックスを憶わせるような中西俊夫のバンドPLASTIC SEXのステージを観た。
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真貴ちゃんは先日友人のバースデーパーティでお会いしたばかりだが、ステージに立つ姿は相変わらず素敵だ。

会場では知った顔が次々と現れた。レッドシューズのモンちゃんやウィウィの寺本りえ子さんも久しぶりに会ったナ。

会場内も満杯となりお待ちかねS-KEN&HOT BOMBOMSの登場だ。
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一年前のs-kenさんの結婚式の時以来のライブだが、今回もまたエキサイティングで素晴らしい演奏だった。それにしてもS-KENカッコ良過ぎるゼ。

ゲストで登場したこだま和文氏も良かったなぁ。

今回のライブイベントは、東京ロッカーズがインディーズを席巻した1979年の伝説的ライブ「DRIVE TO 80s」から30年、また「DRIVE TO 2000」から10年目と云う節目の今年、ナント30日間連続ライブと云う歴史に残る名イベントとなり、11日のリザードの完全復活と云う大イベントで幕を閉じた。

ムーンライダース、ヒカシュー、FILMS、頭脳警察、突然段ボール、ヴァージンVS、遠藤賢司、戸川純、そしてバッファロードーター、等々80年代のムーブメントそのまま復活したって感じだった。

会場では、本イベントを企画した一人サエキけんぞうさんにも久しぶりにお会いした。ライブパンフレットまで頂戴し、感謝感激でアル。

そして、この日のライブに招待してくれたs-kenさん、本当にありがとうございました。またカッコイイ演奏を愉しみにしてます。

ライブの熱気を引きずって僕らは渋谷のんべい横丁の『Non』ヘ。
そう云えば、此処のヨっさんに子供が生まれたそうだ。ヨっさん&アキちゃん、おめでとう。今度お祝いしないとネ。
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ワインを呑んですっかり酔っぱらった。心地良い晩秋の風にあたり一人帰ったのであった。
by cafegent | 2009-11-12 19:33 | 飲み歩き
今朝、花に水をあげていたら、モンシロ蝶がやって来た。
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なんとも、可愛いネ。こんな姿を見ただけで、今日一日が素敵に過ごせそうな気になるのだナ。

さて、ビートルズじゃないが、「我が家に柳家権太楼師匠がやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!」でアル。
と云っても、ご本人がいらした訳じゃナイ。手のひらにスッポリと納まる「掌中(しょうちゅう)人形」アーティストの丸口屋舌波(まるくちやぜっぱ)師の力作がやって来たのである。
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先日、両国の私設図書館『眺花亭』にて初展覧会を開催したばかりの舌波師だが、あの時は三遊亭圓朝師匠に始まり、黒門町・文楽師匠、志ん生師匠などなど、歴代の名だたる噺家達の人形がズラリと並んだ。
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個展の中で、現役で活躍する噺家は、小三治師匠と談志師匠の二人しか創っていなかったので、今回無理を言って、我が愛しの権太楼師匠を創って戴いたのだ。
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小さな箱までこうやって丁寧に作ってくれた。嬉しいネ。そして、中から登場した権太楼師匠は、小指で左瞼を掻くお馴染みのポーズをとって居た。師匠の座る座布団も手縫いだそうだ。凄いなぁ。
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背景のテレビでは、先日お亡くなりになった円楽師匠が映っているが、ホラ、今にも権太楼師匠の噺が聞こえてきそうでしょ。舌波師、快く創って頂いて本当に感謝感激でした!!

雷門の居酒屋『簑笠庵(さりゅうあん)』に行くとカウンターの上に黒門町の師匠が鎮座しているので、桂文楽好きの方は是非店を訪れて対面して欲しいものだ。
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ハイ、コチラですぞ。
          ◇       ◇       ◇
先週末の立石『宇ち多”』は、比較的空いていた。とは云え9割りがたは埋まっているし、開店五分もしないうちにまた行列が出来ていた。
立石の重鎮イシさんは、用事が有るらしく皆の顔を見に来ただけで帰っていった。
それでも、他はお馴染みの土曜口開け常連の面々が次々とやって来た。
久しぶりに顔を出したのは、夏の掻き入れ時が終わってようやく一段落した日本橋の老舗うなぎ屋で鰻を捌く職人うーさんだ。

この日は10時45分には暖簾が出たので、地元のスーさんも慌ててやって来た。皆で和気あいあいの土曜午前呑みは実に愉しい。
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『宇ち多”』の後は商店街を抜けて、うーさん&スーさんと『ゆう』で軽く一杯。ママも元気でなによりだ。
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そして、スーさんが前から一度行ってみたいと云うふぐ屋さんを覗く事にした。
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中に入ると『星菊水』は、本格的なふぐ屋だった。
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てっさをアテに酒がススム。
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此処はふぐの他にも色々な酒の肴が揃っているので、嬉しい限り。
そして大将オススメのキンキの煮付けを戴いた。
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おぉ、こりゃたまらんわい。
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皆、自然にニコニコ顔になるのだナ。

皆とは立石で別れ一人電車に乗った。午後は、神保町の老舗ビアホール『ランチョン』で、酒朋キクさんと生を呑む。
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キクさんは、日本ラグビーフットボール協会メンバーなので、先日はあのオールブラックス圧勝の試合をご一緒に観戦させて頂いたのだ。その節は、ありがとうございました。

今月いっぱい、此処ランチョンは創業100周年記念でアル。
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アサヒビールがランチョンの百周年を記念して造ったオリジナルビールが呑めるのだ。一人一日一杯限りなのだが、コレがなんと一杯100円なのだヨ。
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そして帰りには特製の記念グラスまで貰えるのだから太っ腹だネ。
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ホラ、このグラスはビールを注ぐとランチョンのロゴマークの色が変わるのだヨ。
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僕はこう云うノベルティが大好きなのだ。あぁ、嬉しいなぁ。
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今年もまたランチョン名物のカキフライも始まった。

キクさんから手作りベーコンも戴いたので、それを持って『簑笠庵』へと向かう事にした。
簑笠庵もいつもの面々が集い、週末憩い酒を愉しんでいた。
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キクさんお手製のベーコンの美味いのなんの。昨年末も此処で色々な手作りスモークを戴いたが、奥深い味わいにウィスキーが欲しくなる程だったナ。
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山本さんに造って戴いたイカのわたホイル包み焼きを肴に酒がススム。
こちらも、ぐふふの美味さ。

朝から可成り呑み続けたので、途中なんどもスイマーが、いや睡魔が襲って舟を漕ぐ。
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カウンターでうたた寝をし、復帰後は〆のいくら丼にお味噌汁で酔いを吹き飛ばした。

が、しかし。銀座線に乗ったは良いが、溜池山王駅で乗り換えようとすると寝過ごして青山一丁目まで乗り過ごす始末。で、また戻ろうと反対の電車に乗るとまたウトウトして乗り過ごす。

ハテ、最後はどうやって家路に着いたのやら判らんまま、朝はしっかり家で目が覚めた。どうにも仕様がない土曜呑みが終了したのであった。
by cafegent | 2009-11-10 13:30 | 飲み歩き
深夜遅くまで深酒をしたせいで、朝はチト辛かった。
でも、『恵比寿屋』の朝食は、夕飯に続いて素晴らしかった。
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重箱に納められたおかずは体に優しく、湯豆腐も美味い。
で、何よりも美味かったのは温泉で炊いた朝粥だ。
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これで、前日の酒がさっぱりと抜けたのだ。

朝の珈琲を戴いて、もう一度朝風呂へ。
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雨も上がり、鳥のさえずりを聴きながら温泉に浸かった。
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「玉梨温泉」の秘湯をたっぷりと堪能し、『恵比寿屋』さんを出た。
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今回は、全員がまた次回来る事を約束し、番頭ゆずるさんにご挨拶。
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いやぁ、何から何までお世話になりっぱなしで、恐縮ナリ。
皆さん、本当にありがとうございました。

宿を出て、僕らは姫マスで有名な「沼沢湖」へ向かった。
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空気が冷たくて、此処はも冬だ。思わず耳を手で覆いたくなる寒さだったネ。
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栗の実が落ちていたり、梨の実がゴロゴロと落ちていた。
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所々かじった喰いかけの梨は、猿やヒヨドリたちが突いたのだろうネ。
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野葡萄の実が美しい色をしていたナ。
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新幹線を利用したときの密かな愉しみは、列車内で読める小冊子「トランヴェール」でアル。これを読みながら、信越本線の旅や釜石線などの未だ知らぬ旅に思いを馳せるのだ。いつか花巻駅と釜石駅を結ぶ列車に乗って、「遠野物語」を辿ってみたいナ。

そして、今回はトランヴェールで見ていて、前々から訪れたかった会津若松と魚沼を結ぶJR只見線に来る事が出来た。

10月31日から4日間だけ、SL会津只見号が運行されたのでアル。
ローカル線にのんびりと乗車して旅をするのも素敵だが、SLとなるとコレは、絶好のロケーションから見物するに限る。

会津若松駅を朝9時6分に発車したSLは会津川口駅に11時半に到着し、そこから我々の待つ鉄橋を通過するのだ。途中、至る場所でカメラを構える、通称「撮り鉄」と呼ばれるマニアたちに出逢った。
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彼らはSLの移動に併せて自分たちも移動するのだから、撮影後の迅速な移動が物凄いのだ。僕らがSLの通り過ぎた煙の余韻に浸っている間に消えていくのだ。

素晴らしかったなぁ。
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まだ姿が見えず汽笛の音だけが鳴り響いて来た時は、童心に帰ったように胸躍るひとときだったナ。
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此処、只見線は古民家やダム湖、歴史あるトンネル、鉄橋など絶好の撮影ポイントが点在している。そして何よりも木々の紅葉が見事だったので、遠くまで来た甲斐があったと言うものだ。

朝から昼までは気持ち良いくらいに晴れ、蒸気機関車が通過した途端に雨が降り出した。前日も夕方から大雨になったし、「撮り鉄」たちの願いが見事に伝わったみたいだネ。

SLを見物した後は、会津川口駅へ。
前日、深夜までお付き合い戴いた「金山町観光情報センターオアシス」のセンター長、吉川さんにご挨拶するためだ。
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吉川さん、実は元々ハッシーと同じ東京の職場で働くビジネスマンだったのだが、玉梨温泉郷を訪れているうちにすっかりハマッてしまい、この地に移り住んでしまった御仁だ。

おでこ一発芸の信吾さんや吉川さん達が居るお陰で、ハッシーのみならず僕らも快適な旅を過ごす事が出来たネ。彼らにも大感謝でアル。

『こぶし館』で昼食を取り、帰路へと向かった。この辺りは、ソースカツ丼が名物らしく、途中何処の店でも名物として掲げていたナ。
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ソースカツ丼も意外とあっさりしており、美味かった。また、地元で採れたそば粉で打った十割りそばもそばの香り高く素晴らしかった。
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みんな、カメコになって撮っている。

道の駅で沢山の種類のキノコや長ネギを仕入れた。
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無事、東京に戻った我々一行は、定休日の『簑笠庵』にお邪魔して、きのこ鍋の宴と洒落込んだ。

奥会津の地酒「花泉」は、甘口の純米酒。
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すぐに空いてしまったので、隣りの酒屋さんで「浦霞」を追加。
ホント、大酒呑みが集まるとすぐに酒がカラになる。
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シンプルに網焼きをした椎茸は、ちょいちょいと醤油を少しだけ垂らすのが美味い。
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長ネギも甘かったなぁ。初めて食べるきのこも有ったが、一度にこれだけ多くのキノコを食べたのは後にも先にもコレが初めてだったナ。

体に優しく、ホッコりと晩秋の寒さを癒してくれるきのこ鍋は最高だった。鍋に卵を落とし、しばし待つ。
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むふふ。〆の雑炊もたまらんかった。
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山本さん、ありがとうネ。
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ハッシーもハンドル握らせて、お疲れさまでした。

こうして、秋の小旅行は楽しく終わったのでありました。
by cafegent | 2009-11-09 17:34 | 食べる
もう今年も残り少なくなった。季節も晩秋だ。
二十四節気では「霜降」、七十二候では、「楓蔦黄」(もみじ、つた、きばむ)だ。紅葉やツタが黄色く染まる時季が来たという事だネ。
週末からは「山茶始開」、さざんか、椿の花が咲き始める時季となる。東京も紅葉が近づいて、散歩に良い季節になってきた。

そんな中、一足早く紅葉を観に福島まで旅に出た。我ら酒呑童子御用達酒場である雷門『簑笠庵(さりゅうあん)』のご常連、ハッシーこと橋本さんが年に二回は行くと云う秘湯中の秘湯が在ると云う話を聞いていた。そして、酔っぱらいの盛り上がりがトントン拍子に話がまとまり、『簑笠庵』の二人と橋本さん、そして千葉の消防隊員京子さんと大酒呑み御一行での小旅行となった。

朝9時浅草駅に集合し、東武線日光スペーシアで鬼怒川まで向かった。前日は、ラグビーで盛り上がり、散歩の会の打ち上げで深酒をしていたので、正直言って朝起きるのがツラかった。
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それでも、電車の中で向かい酒を戴けば、見事に躯が復活するのだから我ながら恐れ入る。
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鬼怒川駅からはプリウスのレンタカーを借りて一路、只見線が走る沼沢湖の近く、奥会津の秘湯「玉梨温泉」を目指した。
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ドライヴァーのハッシーさんだけが酒を呑めず、実に恐縮したが、結局お構い無しに呑んだナ。
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この辺りは、山々が見事に赤く染まっていた。
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昔の人たちが懸命に歩いた日光街道も見事な紅葉だ。

10月16日に国道400号積入山に開通したばかりの「舟鼻峠新トンネル」を通れば30分以上は短縮されると聞いていたのだが、ノホホンとしたハッシーはトンネルの事などすっかり忘れ、険しく細い山道をクネクネと突っ走ったのだ。
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途中、一台もクルマとすれ違わずキノコ狩りをしている家族がおにぎりを食べている姿しか目にしなかったので、我々も実はちょっと不安だったのだ。舟鼻峠の紅葉は既に終わっていた。山の上は一足早く冬景色になっていたナ。

漸く峠を越え、山を下るといきなり沢山のクルマが合流したのだ。皆、おかしいなぁと首を傾げたが、一人ハンドルを握るハッシーはまるで気にしていない様子だった。後で宿のご主人に伺ったら、事前にハッシーにはトンネルが開通した事を教えていたのだった。家族ぐるみの付き合いをしているハッシーに向かって、ご主人は「まったく駄目だねハッシーは!旧道を通るなんて信じられないヨ、馬鹿げてるね」とまで言い放った。アハハ、でアル。まぁ、そこがハッシーの良い所なのだから。
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そう云えば、今回はハッシーの天然の面白さが大ブレイクした旅だったナ。鬼怒川駅でレンタカーに乗り込み、いきなりカーナビに泊まる宿の住所を入れたのだ。時計を見れば、まだ午前11時。こりゃいくらなんでも早過ぎるでしょ。途中、紅葉見物とか観光しないのかしら、と思ったがハッシーまるで気にせずで只々旅館を目指しているご様子だった。で、一応念のため確認してみたら、やはり何も考えておらず、予定無しだった。まぁ、そんな旅も愉しいかもネ。
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国道400号をひた走り、昭和村に到着。『からむし織りの里』で一休みした。
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伝統織物のからむし織りの工芸品を観て、併設の郷土料理店『芋麻庵(ちょまあん)』で蕎麦を喰った。此処でもまたハッシーを尻目に我々はビールを戴いた。ワリィねぇ。

ハッシーが聞いた地元の事前情報では「此処は蕎麦は美味いがグズい店だからネ」との事だった。ハテ、グズいってなんだろう、と皆で考えたのだが、蕎麦が出て来てやっとグズいの意味が判ったのだ。「グズでのろま」のグズだった。そう、兎に角出てくるのが遅いのだ。僕らはビールを呑んでたから、余り気にならなかったが、他のテーブルでは待ちきれなくて出て行ってしまう客も居た。

うるち米で出来た「ばんでい餅」も食べた。
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盤台の上でこねて作るから盤台餅と呼ぶそうだ。独特の胡麻味噌餡が塗られて、結構腹持ちのする餅だったナ。
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簑笠庵の女主人京子さんと千葉の京子さんのダブル京子さんは二人とも大食漢でアル。蕎麦の大盛りをペロリと平らげていた。お見事!
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真っ赤に染まる紅葉の中を走り抜け、鬼怒川から三時間弱くらいで玉梨八町温泉『恵比寿屋』に到着した。
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この宿は「日本秘湯を守る会」会員で玉梨温泉の源泉が直接引かれており、なんと天然の炭酸温泉でアル。

荷物を置いて、先ずは旅館の眼下に見える野尻川に出来た足湯へ。
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恵比寿屋の隣りには地元民が愛用する『八町温泉共同浴場』が在る。
此処は玉梨温泉の源泉と八町温泉の源泉と二つのお湯の混泉だ。その脇の階段を下りると野尻川へと出られる。
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足湯でのんびりと疲れを癒した。「頭寒足熱」は本当に躯に良いらしいネ。冷え性気味の僕はしっかりと足を温めた。

で、ハッシーお気に入りの共同浴場でひとっ風呂浴びることにした。
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此処は混浴なので、男三人で入ることにして、ダブル京子さんたちは旅館のお風呂へ。

『八町温泉共同浴場 亀の湯』は、実に風情ある風呂場だ。なお且つ、いたってシンプルな作りなのだ。戸を開くと目の前にはすぐ湯船、その両脇に男性脱衣所と女性脱衣所が有るのだが、カーテンで仕切られているのみなのだ。
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この湯は湧き出た天然温泉がそのまま掛け流しになっており、温度もそのままでアル。それ故、結構熱めだ。

最初はグっと我慢しなくちゃならないが、徐々に肌が慣れてくると実に心地良くなるから不思議だ。脇のコップで源泉を飲めば、胃腸にとても良いそうだ。悪酔いもしないし、翌朝も快便と聞いたので、僕も飲んでみた。硫黄臭さは余りないが、薄塩のようなしっかりとした味がした。

『恵比寿屋』は作家の椎名誠さんもよくいらっしゃるとの事で、ハッシーも何度かお見かけしたそうだ。
此処まで来る間には他にも沢山の温泉郷が在る。鬼怒川温泉、那須塩原温泉、等々温泉は数有れど、此処は本当にわざわざ時間を掛けてでも来る価値のある処だナ。

ゆっくり、たっぷりと風呂に浸かり、美味い料理に舌鼓み。後は愉しく酔っぱらって寝るだけだ。
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風呂上がりは、夕食までの間ビールを呑みつつ過ごした。翌日の予定を確認しようと思ったが、どうせ何も考えちゃいないのだから明日も行き当たりばったりで良いか。

温泉宿のもうひとつの楽しみである食事の時間がやってきた。
此処の料理は女将がひとつ一つ丁寧に作ってくれている。地元の食材をふんだんに使い、これでもかと云う程に沢山の品々が出てくるのだ。
自慢はこの土地で昔から食されているシシ茸や赤かぼちゃ、かしら芋、黒こんにゃく等々、体に優しい食材をふんだんに用いた料理である。
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さぁて、乾杯!
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酒は福島の地酒、栄川(えいせん)を燗で戴いた。甘口の酒は燗酒にすると実に旨い。
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先ずは、食用菊の「もってのほか」にシシ茸の甘煮、かしら芋等の前菜から。
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この自家製黒こんにゃくと生湯葉は美味しかったナ。
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揚げ蕎麦の野菜あんかけは、初めて食べたが絶品だった。
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ゴキゲンな京子姐さんが皆に酒を注いでくれた。
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「俺にも注いでくれヨ〜」ってな顔しているのは簑笠庵の山本さん。
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温物は、地元のきのこがたっぷり入ったきのこ煮だ。顔がゆるむ。
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こちらの美しい蓋の中は、奥会津の雪山をイメージしたじゃが芋の一品だ。目にも美しい創作料理だネ。
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金山町特産の赤かぼちゃと帆立貝の焚き合わせも旨い。
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近くの沼沢湖で穫れる姫マスのチーズ風味焼きは、ビストロで味わうような素晴らしい料理だったナ。
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会津坂下産の馬刺も絶品。にんにく味噌で戴いた。
これに、季節の天ぷらと茶碗蒸しを戴いて、〆は大根の葉を混ぜたご飯でアル。これに会津の郷土料理の「こづゆ」を戴いた。
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里芋、人参、椎茸、糸こんにゃくなど具だくさんの山の幸を貝柱の出汁で薄味に煮込んだ汁だ。僕の会津出身の友人は、「こづゆ」を作れなきゃ会津人には嫁げないと言っていた程、地元に愛されている一品だ。
あぁ、大いに食べ、大いに呑んだ。
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食後もまだ呑み足らない我々は、一段落した旅館の若旦那ゆずるさんや地元の友人たちを囲んで呑み直しとなった。
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おでこに湯呑みが2つもひっつくと言う一芸を披露してくれたのは、地元の信吾クン。彼はこの旅館で働いている訳じゃないのだが、いつもお客さんを駅まで迎えにいってくれたり、手伝ってくれているそうだ。
少しでも多くの方が、この温泉に来て良かったと思ってくれればイイ、とボランティアをしてくれているのでアル。その気持ち、大いに感謝しなければネ。
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でも、この芸はオバカだよネ。
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そして、全員が真似しておでこ湯呑みにチャレンジをしていたヨ。

こうして、愉しい宴は深夜1時半過ぎまで続いたのであった。
by cafegent | 2009-11-06 16:50 | 食べる
文化の日は、久しぶりに走った。新しいランニングシューズを買ったので、5キロ程走り、汗をかいた。毎晩深酒が続いたので、この日は休肝日。午後は、ちょいと打ち合わせをして、テレビでサッカー観戦だ。

今年のナビスコカップは、我らがFC東京VS川崎フロンターレの「多摩川クラシコ」と呼ばれる因縁の大試合だ。FC東京はチームの要とも云うべき石川直宏が怪我による欠場で、ゲバ評では川崎優勝が囁かれていた。
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試合開始直後から「攻め」の川崎が猛攻撃を仕掛けてきたが、前半先制ゴールを決めたのは、若干18歳のヒーロー米本拓司のミドルシュートだった。いやぁ、思わず大声を出してしまったヨ。そして、攻守ともに冴え渡っていた平山相太が2点目を決め優勝への期待を高めてくれた。羽生も良かったし、何よりもキーパー権田の好セーブが素晴らしかった。川崎の素早い攻撃に耐え、最後まで点を与えず、2対0でFC東京が見事に優勝を果たした。
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この日は夕焼けも美しかったが、月がとても大きくて驚いた。
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「月の錯視」と呼ばれる現象が有ると云うが、地平の空気層の温度差によって光の屈折現象が起こり、月が実際よりも大きく見えるそうだ。
しばらく眺めていたら、くしゃみが出て来た。東京も寒くなったナ。
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厚岸の牡蠣が届いたので、舞茸と一緒に土鍋で炊き込みご飯を作ってみた。
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付け合わせは、牛スジ大根だ。
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で、大根の皮でキンピラね。そして野菜不足解消に春菊のお浸し。
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あぁ、ホッコリと躯に優しい夕飯になったナ。
       ◇        ◇        ◇
十月最後の土曜日も気持ち良く晴れた。東京はまだ奥多摩辺りまでいかないと紅葉が見られないから、「小春日和」と云うにはチト早いかナ。

朝9時に家をでて、いつもの都営浅草線に乗り京成立石へ向かう。
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酒仲間の矢野カンメイ君が『宇ち多”』に来ると云う連絡が有ったので、愉しい週末朝酒を期待する。

此処は表裏と二カ所の入口が有るので、どちらに並ぶかは自由でアル。
それでも、顔馴染みの連中が次々とやって来るので必然的にいつも同じ側に並ぶことになる。僕らはいつも『栄寿司』側に行く。入口左手の奥の卓が定席だからだ。

此処は平日も土曜日も口開けに来る客はほぼ決まって同じ面々が集う。
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この日も8割がた土曜口開けの常連がやって来たが、矢野君の後に浅草『簑笠庵』のご常連コひろさんも現れた。これで、奥の卓は8人全員顔見知りとなった訳だ。
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矢野兄ぃもご満悦。

僕は平日は夜にしか来れないのだけど、土曜日は必ず口開けに行く。
煮込みの「ホネ」が喰いたいからだ。豚の顎骨の廻りの肉を煮込み鍋でじっくりと煮込んであるのだが、数が少ないので並んでいる間に売り切れて仕舞うのだ。

土曜日は平日よりもじっくりと煮込まれており、箸で持ち上げるとホロリと肉と骨が外れる時がある。これが最高に美味いのでアル。
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このタン生もスバラしく美味いのだ。

11時半に切り上げ、矢野君と共に三ノ輪駅に向かった。
この日は昼から『兵六・散歩の会』が催され三ノ輪界隈から浅草方面への散歩を愉しんだ。
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いつも神保町の酒場で酔っぱらっている面々が太陽の下に出るのだが、コレが実に皆似合わない。
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そして案の定、皆各自酒持参でアル。
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駅の裏手には、パンの『永楽堂』が在る。
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ココのシベリアは懐かしい味がして美味いのだナ。

   生まれては苦界し、死しては浄閑寺

安政の大震災の時、大勢の吉原遊女の遺体が投げ込まれる様に葬られた「投げ込み寺」の『浄閑寺』から散歩が始まった。
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此処は永井荷風の詩碑も在る。
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荷風は吉原にも足繁く通ったが、この寺にもよく訪れたそうだ。亡くなった遊女たちの想いを感じて居たのであろうか。吉原遊郭は郭(くるわ)の字の如く廻りを四方高い塀で囲われていたので、大勢の遊女たちが逃げられずに焼け死んだのだネ。
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此処で焼かれたと兵六一の雑学王から聞いたナ。
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おや、「オイラの昼寝を邪魔するな!」と猫が飛び起きた。
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浄閑寺を出て、竜泉の『一葉記念館』へ。
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樋口一葉の名作「たけくらべ」の舞台となったのが此処竜泉だ。展示内容も見応え十分だったが、何よりも立派でモダンな建物に驚いた。台東区も中々やるネ。
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途中の酒屋で「一葉ワイン」なるモノを買って、皆で路上ワインを味わった。のんびりと散歩を楽しみ、西浅草の『池波正太郎記念文庫』を訪れた。此処は前々から来てみたかったので、嬉しかったなぁ。

池波先生の書斎が再現展示されていたり、毎年千枚も手描きで出していた年賀状も沢山展示されていた。
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この日は、朝から晩まで予定がてんこ盛りで大忙し。僕と矢野君は、一旦散歩の会を抜けて国立競技場へと急いだ。

そう、夕方から「ニッスイ ブレディスローカップ」、オールブラックスVSワラビーズの試合が開催されるからだ。

オールブラックス伝統の踊り「ハカ」を生で観て大興奮。それにしても本場のラグビーは凄いネ。100キロ越えの巨体がよくもまぁ、あんなに早く走れるものだ。
ガンガンと体当たりして相手を吹っ飛ばすのだから、迫力あったナ。
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試合はワラビーズ先制でスタートしたが、オールブラックスの底力で圧勝。結局四連勝で大勝利だ。こんな凄い試合を観ることが出来て、日本ラグビーフットボール協会のキクさんに大感謝。トリスのポケット瓶も試合の興奮をさらに盛り上げてくれた。矢張り、酒は皆を繋ぐネ。

試合後は、浅草雷門に戻り『簑笠庵』にて散歩の会の打ち上げに合流した。風邪気味だったのに幹事を努めてくれたキヤちゃん、ありがとう。次回の散歩の会は僕が幹事らしい。ハテ、困ったナ。

それにしても、あぁ、朝から晩まで飲み倒したなぁ。
by cafegent | 2009-11-05 15:01 | 飲み歩き