東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent

<   2011年 05月 ( 19 )   > この月の画像一覧

先週の土曜日は見事に晴れて、実に素晴らしい散歩日和だったナ。
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松陰神社を出て、買い喰い歩きが始まった。

「肉の染谷」からお次ぎはおでん種の「おがわ屋」にて買い喰い。
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名物「松蔭ジンジャー」が揚がるのを待ちながら青空ビールだ。
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待つ事5分、生姜のピリリと効いた松蔭ジンジャーの出来上がり。
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酒場番長でお馴染み矢野兄も揚げたてをゲット。
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何々、今週末のアド街に此処が紹介されるのだネ。
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混む前に来れてラッキーだったネ。

さて、商店街散策も愉しく進み、世田谷ボロ市通りへと歩く。
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おぉ、こんな時間じゃ『酒の高橋』も閉まっているのだネ。

そして、買い喰いの旅は続く。
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今度は地元で大人気の肉まん屋さん『鹿港』(ルーガン)だ。
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中身もジューシーだが、何と言っても皮が美味い。
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ハッシー熱くて食べられずかナ。

ボロ市発祥の地『世田谷代官屋敷』に到着だ。
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江戸の風情に浸り、庭を散策。『世田谷区郷土資料館』も拝見。
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梅の老木では実が成っていた。樹々の上ではシジュウカラやオナガが啼いている。
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こちらはオナガだネ。その名の通り尾が長い。

さぁ、散歩も終盤だ。
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京都を彷彿させる見事な竹林は『勝光院』だ。
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この孟宗竹は名木百選なのだネ。
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おや、Qちゃんバテたのか?

そろそろみんな歩き疲れてきたかナ。
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続いて、『豪徳寺』へ。
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此処には桜田門外の変で知られる井伊直弼の墓が在るのだネ。
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此処は招き猫発祥の地で、この三重の塔にも招き猫が付いていた。
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寺の裏手には、沢山の招き猫が納められていた。
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凄い数だネ。さぁ、御利益、御利益!
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世田谷城址公園を抜けて、最後は土俵が在る『世田谷八幡宮』へ。

まるでギリシャの円形劇場の様な土俵でアル。
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おや、力士登場かと思いきやユリちゃんでしたナ。失礼!

力自慢が競い合った力石(ちからいし)が祀られていた。
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コレ、四拾八貫だから180キロ近くもあるのだネ。スゲー!
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サスガの木谷ちゃんでも持てんだろうネ。
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世田谷線宮の坂駅から電車で下高井戸へと移動。

散歩の会が終われば、お待ちかねの酒宴だネ。
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今回は地元で知らぬ者が居ないと云う名居酒屋『たつみ本店』だ。

いやぁ、初幹事のトクちゃん、お疲れさまでしたナ。
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さぞや、ビールが美味かったことだろう。
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この三人は最初から日本酒で飛ばしていたネ!
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大勢でワイワイとやる時は、こんな酒場が最適だネ。
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刺身に焼鳥、フライに煮物と何でもござれだ。
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このチキン南蛮も美味。
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愉しく宴は続き、次回の幹事はトクちゃん指名で、ハッシーとユリちゃんに決まった。
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さぁ、次回も宜しくネ。
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店からのサービスはナント!揚げたいやきだった。
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初めて食べたが、案外イケル味だったナ。この居酒屋一階でたいやき屋も営んでいるから、こんなデザートが有るのだネ。
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いや、毎回散歩の会は、集まりが良いネ。
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いつもこの人数での酒宴は、場所探しが一番大変だものネ。

この後は、三々五々に違う酒場へと消えた。
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僕はトクちゃん達と久しぶりに『高井戸倶楽部』で飲む事にした。
by cafegent | 2011-05-17 15:17 | 飲み歩き
昨日は終日外出していたので、日記を更新出来なかった。
平日に日記をアップしないと何故か多くの方から心配のメイルが届く。うかつにサボれないネ。

春は沢山の花が咲くネ。路傍では沢山の鬼田平子(オニタビラコ)が咲いている。
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首が細くて長い茎から小さな黄色い花が可愛いのだナ。
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花が終わるとタンポポの様に白い綿毛が出来るのだヨ。

近所の庭先ではクレマチス(鉄線)が咲いていた。
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静岡県長泉町にはクレマチスの丘が在る。『ベルナール・ビュフェ美術館』や『IZU PHOTO MUSEUM』も在るネ。

そう云えば、先日酒朋ビリー隊長が「母たちの神 比嘉康雄写真展」を観て来てたナ。今月末までだったネ。

色彩の種類も多く姿も美しいクレマチスは育てている方も多い。
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この花が咲くと初夏を感じるのだナ。
        ◇        ◇        ◇
さて、先週末の土曜日は『土曜朝酒』をお休みし、三軒茶屋駅へと向かった。日々通う神保町の居酒屋『兵六』に集う仲間と通年行事となった「兵六散歩の会」が有ったからでアル。

今回の幹事は酒朋トクちゃんだ。

『兵六』の中ではまだ若い方なので、今回はかなり悩んでコースを組み立てていた様子。撮影班はお馴染みの荒木マタエモンさん。
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世田谷線乗り場前に集合し、いざ出発。
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世田谷線の駅はパリの駅を彷彿させるのだナ。
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世田谷線操車場のスグ近くには「江戸五色不動霊場」が在る。
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江戸五色とは地名でもある目黒、目白はお馴染みだが、三ノ輪と平井の目黄不動、本駒込の目赤不動、そして此処太子堂の目青不動尊なのだ。
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元は釣り堀だったが今は『富士屋本店グリルバー』の在る路地を歩き、世田谷通りへ戻る。
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此処には大山道に続く道標(みちしるべ)が保存されているのだネ。
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そして酒場好きの一行は、ミニ版ゴールデン街を彷彿させる三茶小路の「ゆうらく街」を彷徨うのだ。
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散歩に酒は欠かせないネ。倹約して発泡酒ですが、何か?

どうですか、実に昭和な風情の映画館でしょ。
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清水崑か小島功先生のかっぱの絵もイカすネ。地元では「カッパの映画館」と呼ばれるのだナ。
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ひと際高い巨大な人参「キャロットタワー」の26階に昇り、東京の街を一望する。
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あいにく富士山は見えず。
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そして、世田谷線鑑賞ポイントへ。と言っても歩道橋なのサ。
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ハイ、こんなショットで!

世田谷線沿いを歩き若林方面へ。
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吉田松陰先生が学問塾を開いた地には松陰神社が在る。
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こちらが保存されている松下村塾跡だ。伊藤博文も此処で学んだ。
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先生の墓前の前には可愛いトカゲが番をしていた。
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墓石の隙間でじっとしていたが、ヒョッコリと出て来てくれたネ。
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おぉ、愛(う)い奴じゃ。
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お参りのあとはやっぱり酒でアル。
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吉田松陰ビールだとサ。
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カオルちゃんはコロッケを買い喰い。
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そして秋元屋冷蔵庫前のユリちゃんはマイ栓抜きを持参とは恐れ入る。

さて、長くなったので、第一部終了。そして続く。
by cafegent | 2011-05-17 14:29 | 飲み歩き
昨日と打って変わって今日は空も晴れ渡った。
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だが、気温も夏並みに上昇するそうだネ。バテぬようにしないとナ。

昨日の日記に漱石の『坊っちゃん』の事を書いたので、ついでに『我輩は猫である』を読み返した。休肝日の夜は決まって眠れないのでアル。
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吾輩は猫でアル。名前はまだ無い。
だが、此奴だけは勝手に「バカ三毛」と呼んでいる。主人でもないのにでアル。毎日毎晩、吞んだくれている、ただの近所の阿呆なのだ。

どこで生れたかとんと見当がつかぬが戸建て住いの家族の元で過ごしている。物心ついた時から、此処でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
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吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは吞ん兵衛と云う人間中で一番体たらくな種族であったそうだ。そう、この阿呆のことだ。この吞ん兵衛というのは時々我々を捕えて煮て喰うという話でアル。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ此奴の掌に載せられてスゥッと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。
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掌の上で少し落ちついて吞ん兵衛の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始めあろう。この時、妙なものだと思った感じが今でも残っている。此奴、掌に酒をしたためていたのだニャ。我輩すっかり酩酊だ。

まず毛をもって装飾されべきはずの顔がツルツルしてまるで酒徳利だ。その後、他の猫にもだいぶ逢ったがこんな変竹林な顔には一度も出会わした事がない。のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々じゅるりと汁を垂らしているのだナ。花粉症だかなんだか知らないが、どうも気色が悪くて実に弱った。これが人間の現代病というものである事はようやくこの頃知った。
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吾輩は今まで向う横丁の仲見世へ足を踏み込んだ事はない。
『宇ち多゛』の煮込みとは、どんな味なのかは無論知らない。もつ焼だって、聞いた事さえ今が初めてである。彼奴らは何故並ぶのだらう。

猫の足は有れども無きがごとし、どこを歩いても不器用な音のした試しがない。空を踏むがごとく、雲を行くがごとく、水中に磬(けい)を打つがごとく、酒場で寝息を立てず屈するがごとく、〆にらーめんを食えど家人に気付かれず、がごとし。
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ただ行きたいところへ行って聞きたい話を聞いて、舌を出ししっぽをふって、髭をピンと立てて悠々と帰るのみである。

ことに吾輩はこの道に掛けては日本一の堪能でアル。
小林まことの『What's Michael?』にあるマイケルの血脈を受けておりはせぬかと自ら疑うくらいである。

マイケルは時として踊って誤摩化すが、吾輩のしっぽには神祇釈教(しんぎしゃっきょう)恋無常(こいむじょう)は無論の事、満天下の人間を小馬鹿にする一家相伝(いっかそうでん)の妙薬が詰め込んである。

この家の廊下を人の知らぬ間に横行するくらいは、仁王様がところてんを踏み潰すよりもカンタンである。この時吾輩は我ながら、わが力量に感服して、これも普段大事にするしっぽのお蔭だなと気が付いて見るとただ置かれない。吾輩の尊敬する「しっぽ大明神」を礼拝してニャン運を祈らばと、ちょっと低頭して見たが、どうも少し見当が違うようだ。
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なるべくしっぽの方を見て三拝しなければならんのだが、しっぽの方を見ようと身体を廻すとしっぽも自然と廻ってしまうのだナ。
追いつこうと思って首をねじると、しっぽも同じ間隔をとって、先へ駆け出すのだ。
まるで吾輩の手に合えない。しっぽを巡る事七回半にして、くたびれたからやめにした。
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今朝もこの馬鹿な吞ん兵衛が、我輩を手招きするじゃないか。指を突き出されるとどうしてもその方へと進んでしまうのが玉に傷でアル。
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或る日の午後、吾輩は例のごとく路地へ出て午睡(ひるね)をして大虎になった夢を見ていた。
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我輩、『宇ち多゛』の奥席に座り、梅割りを舐めている。
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宗さんに向かって大声で「ニャンこつ、良く焼きカラ塩でッ!」なんて怒鳴っているのだニャ。煮込みの皿もすっかり綺麗に舐め終えている。

猫が豚喰って良いのか、なんて古参の常連に云われたが、そんな事はお構い無しでアル。我輩にはこのしっぽが付いているのだ。このしっぽでちょいちょいと此奴の頬を叩いてやれば良いのだ。
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猫だろうが、今は大虎なのだ。タイガータイガー、じれっタイガー!などと叫んでいたら、頭上からズコッと寶焼酎の一升瓶が降りて来た。
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気を失う寸前に朦朧(もうろう)と宗さんの声が聴こえて来たような。
「さぁ、もう梅5つ半だから、このくらいにしときナ!」

そのまま、宇ち多゛のお母さんに首根っこを掴まれて、水かめに放り投げられたところで目が覚めた。
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おや、今日は13日の金曜日か。こりゃ悪夢を見る訳だニャ。

さて、我輩は水がめに落ちぬよう気をつけて、今日も陽がな一日を過ごすとしようかニャー!
by cafegent | 2011-05-13 14:57 | ひとりごと
岡山のお土産で、僕の大好物『白十字』のワッフルを戴いた。もうそろそろ夏期間となり発売が中止されるので、グッドタイミングだった。
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フワフワのワッフル皮は、蜂蜜の風味豊かで素朴なカスタードクリームとの相性が抜群なのだナ。沢山有るので冷凍庫で保存して、毎朝食べようかナ。むふふ。

毎朝歩いていると路傍の片隅に名も知らぬ小さな花を見つけたりする。写真に納め、後で名前を知ると「あぁ、この花がそう云う名前だったのか」と名前だけ知っていた花だったりすることがある。

昨日見つけたこの小さな黄色の花もそうだった。
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カタバミと云う名の多年草だが、「満天星」の別名もあるそうだ。

自分で名前を調べて覚えた花の名は、ずっと忘れないネ。
       ◇        ◇        ◇
今日は、新聞の拾い読みから。

僕が日記でいつも引用する季節の表現に、『二十四節気』がある。丁度今の時季は「立夏」だネ。

これは一年を24の季節に分けたものだが、更に細かくして表現したのが『七十二候』だ。今は「蚯蚓出」(みみずいづる)、蚯蚓(みみず)が這い出て来る時季と云う訳だ。

まだ肌寒い季節なのに暦では「立春」だったり、8月の猛暑時でも「立秋」だったりするのが、中国伝来で今に伝わる二十四節気だネ。

この度、日本気象協会は、現状の二十四節気に違和感を覚えるとのことで、現代の気象状況に見合った新しい「日本版二十四節気」を作ると発表した。
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協会では「現代の日本の季節感になじみ、親しみを感じる言葉を選びたい」としているそうだ。

でもネ、これもちょっとどうかと思わないか?
古来から伝わる「立春」や「啓蟄」「穀雨」「立夏」「霜降」等々、実に味わい深くて、素敵な響きだと思うのだナ。

また、日本人には古来より季節を先取りする美的感覚が有る。夏の着物の柄に秋の蜻蛉(トンボ)をあしらったり、初春の頃に卯波に千鳥飛ぶ柄などで遊んだりするのだネ。

そんな小粋な風情も今に伝わる二十四節気が残るからこそ、馴染むのだからネ。僕ならば、「まだ猛暑が続く八月なのに暦はもう立秋かぁ」と言うほうが素敵だと思うがなぁ。ハテ?
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5月7日の朝日新聞の「天声人語」を読んで、アレ?っと思った方は可成りいたんじゃなかろうか。

夏目漱石の名作「坊っちゃん」を引用し、集団食中毒事件を引き起こした焼肉チェーンに対して苦言を呈していたのだが、その肝心の引用部分が大間違いだったからでアル。

誰もが幼い頃に一度は読んだに違いない古典文学の名作だものネ。学校で読んだ当時は、皆で教頭先生のことを「赤シャツ」と呼んだり、算数の先生を勝手に「山嵐」なんて呼んだりして笑ったり、死ぬ程天ぷらを喰ってみたいと思ったものでアル。

僕は酒が呑める様になってから、もう一度「坊っちゃん」を読み直したことがある。燗酒の美味さや蒲鉾のつけやき(つけあげ)を思い出したからだ。酒が呑める大人になってから読み返すと、彼らの酒宴の様子が本当に羨ましく伝わって来たのだナ。

そんな訳で、後半で山嵐が牛肉を買ってやって来て、無闇(むやみ)に肉を頬張っていた箇所もうる覚えだが思い出した。
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7日の天声人語では、〈坊っちゃんと盟友の山嵐が牛鍋をつつく場面がある。江戸っ子の坊っちゃんは何かにつけて気が短いらしい。会津っぽの山嵐は「そこの所はまだ煮えてないぜ。そんなのを食うと条虫(さなだむし)が湧くぜ」と注意する〉と書いてあったのだ。
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これ、実際は坊っちゃんが山嵐に言ったせりふだったのだネ。ハテ?と思ったので、また読み直してみたが、矢張り間違っていた。

翌日の新聞に「おわびと訂正」が出ると思ったが、見当たらなかった。

しかし、天下の「天声人語」だよ。こんな些細な間違いをするなんて、大騒ぎにならなかったのか、と人ごとながら心配してしまったヨ。

これが、僕の駄文散文の『東京自由人日記』の中での間違いだったら、「スマンスマン、オスマントルコ!」ぐらいの駄洒落でカンベン願うのだが、入試の問題にも引用される天声人語だけに驚いたのなんの、南野陽子でアル。(くどいか!)

そして、そのことはその日のうちにすっかり忘れていたのだったが、それから三日後の朝日新聞「天声人語」欄で、その間違いを訂正すると云う内容が載ったのだった。

あれだけ正確にせりふを一言一句引用したのだから、事前に再読したのであろう。それでも、間違えるなんてねぇ。
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筆者は、〈少年時代に読んで以来、そう思い込んできた。引用前に確かめたが、つゆ疑わず。だが、さすがは国民的小説と言うべきか、相次いで指摘を頂戴して「真実」を教わった。感謝とともに粗忽をおわびします〉と説明し、こんどは件(くだん)のユッケ食中毒事件の「真実」はどうだろう、と己の間違いを引き合いに出して説いていた。
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先日も、天声人語を書き写そうと子どもたちに603文字原稿用紙の「天声人語書き写しノート」を紹介していたばかりじゃないか。

こりゃ、「エヘヘ、僕間違えちゃった!」と落語の主人公の様な粗忽者じゃ済まないのだからネ。毎日「天声人語」を愛読しているファンとしても、もうちょっとしっかりして欲しいと思ったのだナ。
       ◇        ◇        ◇
さて、夕べは午後6時40分頃に立石『宇ち多゛』に入った。

連休明けにしては比較的スンナリと座れたナ。
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店内を見渡せば馴染みの顔が各テーブルに居た。宝焼酎の瓶が置かれる店中央の大黒柱が心機一転新しくなっていた。今回は鏡下二の字カウンターも修理されたみたいだネ。

タイミング良く、宗さんから最後のカシラを戴くことが出来た。
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せっかくなので、一本は酒朋ビリー隊長に取って置いてあげよう。

レバ生は自粛でまだ食べられないが、「レバ素焼き若焼きお酢」は健在なので「うんと若焼き」にしてもらえれば生同様に美味でアル。

大瓶を飲む間にビリーが登場。
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地元の若松君と入れ替わりにスっと座る。
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梅割りもしっかりと戴いて、ご馳走さま。

この日は立石徘徊はせずにこのまま神保町へと向かった。

実は月曜日に神保町でハシゴ酒した時から必需品の帽子が見当たらないのだった。しかも、昨日などは帽子が無いことも気が付かなかった。
たぶん此処か『銀漢亭』だろうと思いながら、 ビリー隊長と『兵六』の暖簾を潜った。

窓際に荷物を置こうと思った途端、一番端っこに僕の帽子が置いてあるではないか。あぁ、やっぱり此処に忘れていたのネ。昨年のメガネと財布に引き続き、今年は帽子だったが、無事に戻って助かった。トホホ。

さて、兵六の小さなコの字カウンターの中は、いつもの店主真人さんの姿がない。
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いつも厨房で美味しい料理を作ってくれる兵六ガールズが店を切り盛りしていたナ。
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取り敢えず僕らはテーブルに座り、無双を戴いた。
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長い黄金週間バケーションが明けたばかりだと言うのに、真人さんはまたも風邪を引いたそうだ。毎年の年中行事の様になっているが、ハテ?

本当に体調は大丈夫なのだろうか。心配だネ。もしかして、日曜日の対カターレ富山戦で、FC東京の応援し過ぎて体力消耗しちゃったのかしら?まぁ、試合は勝ったが、店主が倒れちゃうんじゃネェ。

カウンターでは、酒朋ハッシーが小粋な和服美人を連れて吞んで居た。
聞けば、吉田類さんの大ファンで、先日の笹塚ボウルでのチャリティイベントでハッシーと仲良くなったらしい。

そうかそうか、草加煎餅!と言う訳で、テーブルに座っていた僕らもカウンターに移動。
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ハッシーに便乗して愉しく無双がススんだ夜であった。
by cafegent | 2011-05-12 15:56 | ひとりごと
テレビの天気予報ニュースを聞いていたら、もう梅雨前線が近づいていると伝えていた。昨日の高湿度や蒸し暑さを肌で感じると、今年の梅雨入りは早いのかもしれないネ。

いよいよ夏の電力不足が気になるのだナ。

     何想ふ 乙女紅雨(こうう)に足を止め   八十八

春、花に降り注ぐ雨のことを「紅雨」と云う。

街中では、この時季ツツジの花も沢山咲いているネ。
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今日の雨できっと頭をもたげていることだろう。

さて、ゴールデンウィークの最中に起きた低価格焼肉チェーン店でのユッケ食中毒死亡事件は、あれから毎日新聞やテレビのニュースで新事実が明らかになっている。

あの事件以来、生肉やレバ刺し等の提供を自粛する店が激増しているらしい。現に僕の大好きなもつ焼きの名店『宇ち多゛』でも、当分レバ生は出さないと決めた。

チェーン店ではない誠実な個人店にとっては、本当に良い迷惑だ。

くだんの『焼肉酒家えびす』を運営するフーズ・フォーラスでは、肉表面を削ぎ落とすトリミング作業を「勿体ないから」と云う理由で怠っていたそうだ。厚労省が調査した結果なのだから事実なのだろう。本来は総ての店で、大腸菌の除去をする為にトリミングをしなければ調理など出来ないのだ。

たった一つの心無い企業の為に、大変遺憾ながらユッケやレバー刺しの販売を中止した店が増えたのは事実。これでは、今までお客様と真摯に向き合ってきた他の多くの誠実な店が可哀想でアル。

社名のフーズ・フォーラスは、「Foods for us」でアル。
「私たちの食」とは、我々顧客のことでは無かったのだろうか。

企業を拡大し大儲けを目論むあの経営者の我欲が招いた今回の問題、亡くなった方々の御冥福を祈るばかりだ。

そんな中で、今もしっかりと生を提供し続けている店も在る。

先日お邪魔した本郷三丁目の『もつ焼きじんちゃん』では、レバ刺、ガツ刺、小袋刺を提供していた。
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此処は午後6時に暖簾が出る。開店の30分前には既に人が沢山並び出す程の人気だ。と云っても、カウンター11席しか無い小体の店なので、11人が並んでしまうともう一巡待たなくてはならない。

特に急かされる訳でもないので、皆1時間は待つことになるのだネ。

この日は僕の他にまだ3人しか居なかったので、口開けと同時に座ることが出来た。何度も通っている方の指南を仰ぎながら、串を頼むのだネ。
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此処はご主人が独りで切り盛りしている為、注文は最初に一気に頼まなくてはならない。追加注文したければ、ひたすら待つしかない。次のお客さん全員の焼き物が終わらない限り、受けてくれないのだナ。
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眼光鋭い若き店主は、もつ焼、もつ刺、煮込み総てに情熱が感じられ、気合いが入っている。その姿は、カウンターに座り待つ僕らと真っ向から勝負を挑んでいるかの様だ。

狭い店内ではラジオからガンガンにピストン西沢さんの声が響いてる。これじゃ、注文する声も必然的に大きな声で怒鳴らなくちゃ聴こえないのだ。きっと、もうこの時点から勝負を仕掛けているのだろう。

ホッピーは、氷入りなので、ナカ・ソトで頼む方式だ。
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ソト1本でナカ3杯コースになっちまうのだナ。

まずは、レバ刺から登場。スンマヘン、写真ブレた!
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う〜ん、実に美味い。宇ち多゛同様に串で出される。

続いて小袋刺の登場だ。
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これが、素晴らしく美味かった。あぁ、2本づつ頼めば良かったと悔やまれる程に美味いのだナ。

ご常連に聞けば、刺しはそれぞれ違うブレンドの醤油ダレを使っているらしい。これに刻みネギがベストマッチなのだ。ぐふふ。

そして、串休めの大根酢を戴く。
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もうこの絵からして「宇」でお馴染みの生姜乗っけてお酢だネ。

続いて、トンビの登場。こちらは、一人前2本で出される。
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煮込みの鍋の中でじっくりと煮込まれたトンビは祐天寺『ばん』や三軒茶屋『久仁』とも違う味わいだ。

此処の煮込み鍋では、もつ煮込み、豆腐、玉子、豚足も同時に煮込まれている。宇ち多゛名物のホネと同じ部位もお馴染みさんだと煮込みを頼めば入れてくれたりするのだネ。

外で立って吞む学生たちにも忙しい中、ちゃんとフォローしたりと気合いの入ったご主人は、実は心優しい方なんだなぁと実感したネ。

テッポウをタレで戴いた。これも絶品だった。
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その他、カシラ、ハラミと焼き物を戴いた。
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最後はご常連オススメのツクネの登場を待つのみ。

こちらは、塩、タレじゃなく最初から味付けされているのでご注意を!肉汁たっぷりジューシーで、軟骨のコリコリも楽しめる。
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「ツクネは既に味付いているけど、それでも更にタレ付けるの〜ッ!」と間髪入れずに云われたからネ。次回はもう大丈夫だナ。

このツクネは、赤羽『米山』好きには是非食べてみて欲しいネ。

此処は『米山』しかり、『埼玉屋』や『宇ち多゛』などもつ焼きの名店をとても研究しているのだろうナァ。この日は残念ながらチレが品切れだったが、次回是非食べてみたいものだ。

梅割りはキンミヤでアル。
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お馴染みのグラスに波々と注がれる金宮焼酎に天羽の梅エキスがドっと入る。この量は吞んべいには嬉しい限り。

この日は、この後神保町の『兵六』『銀漢亭』とハシゴして酩酊。
        ◇        ◇        ◇
夕べは、仕事が終わった足でそのまま木場へ向かった。
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湿った空気がそのまま雨へと変わった五月の夕暮れ、『河本』の暖簾を潜る。此処も毎週欠かせない酒場なのだナ。
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冷たい奴さんをアテに真寿美さんのホッピーが美味い。

何杯目かのホッピーを呑み干して、武蔵小山へと向かった。

二日続けての生肉は、『豚星』で戴くことにした。雨だと云うのに結構混んでたネ。
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下町ハイボールを戴いて、先ずは名物塩煮込みを戴いた。
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いや、この塩煮込みは本当に美味い。
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焼き物はミノとナンコツから。
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刺しは、ハラミ刺とレバ刺をお願いする。

此処のハラミ刺は、恵比寿の『縄のれん』を彷彿させるナ。
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レバも甘くて美味い!

そして、『秋元屋』でお馴染みキャベツの味噌マヨで!
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コレが結構串の合間に合うのだナ。

そう云えば、前日に『秋元屋』の方が三人で来てくれたそうだ。
月曜は定休日だからネ。で、ツワモノ三人組は下町ハイボールを25杯も吞んだらしい。多分、テッシーたちらしいが、サスガ酒豪は違うネ。
参りました!(苦笑)

続いて、上シロのタレが焼き上がった。
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『埼玉屋』でもお馴染みの上シロとは、テッポウのことだネ。
あぁ、むふふの美味さ。
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ボールの杯もススみ、串はテールとバラを追加した。
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コの字カウンター内の厨房で懸命にタレを仕込んでた。
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生レモンを沢山絞っているのだナ。ハテ、何のタレだろうと聞いてみると、ガツ刺用のタレを仕込んでいるとのことだった。

では、次回頼んでみようと思っていたら、お店からガツ刺をご馳走して戴いた。
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おぉ、生レモンの爽快な酸味がしっかりと生きていて美味かったナ。
来る度に奥が深まるもつ焼き『豚星』に当分足繁く通いそうだ。

さて、今日はもつ焼き行脚の三日目か。
今夜は当然ながら、立石『宇ち多゛』だナッ!ビリー隊長!
by cafegent | 2011-05-11 14:52 | 飲み歩き
今日の東京は梅雨に入ったと思う程に蒸し暑かったネ。

午後には雨も降り出して来た。その雨に乗って、羽衣ジャスミンの香りが濡れた舗道に広がっていたナ。
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しかし、余りにもジャスミンの香りが強くて、クラっと来たヨ。

街中に今年もまたツマグロヒョウモン蝶がやって来た。ひらひらと飛ぶ蝶も暫くじっとして待っていると必ず良いシャッターチャンスを与えてくれるのだネ。野鳥も同様に根気よく待っていると向こうからやって来てくれる事が多い。
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今朝も目の前を飛んでいた蝶を見つけたのだが、カメラを取り出して待っていたら近くの花壇に止まってくれた。

露草色と云えば染め物でも知られる様に、淡い青色がお馴染みだネ。
だが、路傍に咲く小さなこの白い花も露草でアル。
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常盤露草は、南アメリカが原産で昭和初期に観賞用として持ち込まれ、今では野性化し要注意外来生物に指定されているそうだ。
この三角の可愛い花が咲く頃、初夏となるのだナ。
       ◇        ◇         ◇
さて、月に一度句会で句を詠んでいる。
酒場放浪記でお馴染みの吉田類さんが主宰の句会なので、いつもは酒を吞みながら句を詠み、選んでいる。
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だが、今回は会場の都合で森下のらくろード商店街に在る『森下文化センター』にて催された。会議室が会場となった為、当然酒は厳禁だ。
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そんな訳で、いつもと雰囲気の違う文化と教養の高い句会と相成った。

今回の兼題は、類さんから出された「卯波」だった。

      あるときは船より高き卯波かな

今は亡き女流俳人、鈴木真砂女が詠んだ名句だ。
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真砂女(まさじょ)さんは俳句を詠む傍らで、銀座一丁目の路地裏にて『卯波』と云う大変素敵な小料理屋を営んでた。
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再開発の影響で隣りのおでん屋『よしひろ』は四丁目に移転し、卯波は店を畳んだ。(最近、お孫さんが別の場所で再開したと聞いた)

類さんが真砂女さんのお孫さんに伺った話によると、彼女は8年前の3月に96歳でお亡くなりになるまで、ブラピに胸をときめかせ、食事もステーキを好んで食べていたそうだ。恋多き俳人は、数々の波乱の人生を歩んだ。そんな彼女の人生が浮かんで来る一句だネ。

丁度今の時季に浜に立つと水平線の向こうから白く高い波が見える。
それが「卯波」だネ。さざ波と違い、結構高い波でアル。

今回の句会でも、先日の大震災による津波を偲んだ句も多く詠まれた。
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そんな中、とても心和む句で見事「天」を取った句がこちら。

      初産の午後にずれこむ卯波かな

初産(ういざん)で頑張っている新妻のベッドの窓の向こうに高い波が見える光景が目に浮かんだ。なんとも清々しい光景だネ。
さぁ、この素晴らしい句を詠んだのはうら若き女性ではない。ナント、類さんだった。参加した皆さんが驚いたが、見事な一句でしたネ。

もう一句、心に響いた句をご紹介。

      鎮魂(ちんこん)と慈愛となりて卯波寄す

こちらは、千雪さんの詠んだ句でした。大津波が過ぎ去った海では、今も変わらず波が寄せている。やはり、ズシンと心に響いたナ。

さて、句会の後は酒宴が待っていた。
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此処は森下でアル。もう云わずもがなの『魚三酒場』だネ。
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ゴールデンウィークの土曜日なので、一階の暖簾の向こうは大賑わい。
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我々は横の階段から二階の座敷席へと向かうのだ。
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さぁ、先ずは乾杯!
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今回は神保町の句会から森下賢一先生も参加して、俳句のウンチクから下町の居酒屋バナシまでとても興味深い話を沢山聞くことが出来た。
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それにしても、流石『魚三酒場』だネ。
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刺身も美味いし、そのボリュームが凄かった。
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なま物以外はしっかりお土産にして戴いたネ。『魚三酒場』の皆様、本当にお世話になりました。
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そして、類さん、綾女さん、素晴らしい酒宴を有り難うございました。
by cafegent | 2011-05-10 17:27 | 飲み歩き
長いゴールデンウィークも終わり、朝からクライアントからの依頼が目白押し。それでもなんとか午前中に手配し終わった。

昨日今日と気持ち良く澄んだ青い空が広がった。だが、明日からまた天気が崩れるらしいネ。暦の上ではもう立夏でアル。

七十二候では「蛙始鳴」(かわず、はじめてなく)頃だ。もう蛙が鳴き出す時季の到来なのだナ。

そんな季節の中、GW最後の日曜日は早起きをして高尾山へ向かった。
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京王線の高尾山口駅を降りると案の定人でごった返していた。

それでも、此処はいろんなルートで山登りが出来るから、人の大渋滞になる事もそんなには無い。今回は初めて高尾山を登るメンバーも居たので、先ずは山麓駅からエコーリフトで山上駅へと向かう。
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新緑の青さが空の色と折り重なり見事な色のぐラデーションを見せてくれた。耳を澄ませば、シジュウカラやウグイスの啼く声も聴こえる。
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リフトを降りて、高尾山薬王院へと歩く。
酒朋ハッシーは、もう何度も登っているベテランだネ。
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巨大な蛸杉も僕らの山歩きを守ってくれている様だ。
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さぁ、『霊気満山』の門を潜り、気を引き締めるのだナ。
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無事にお詣りを済ませ、石段を昇り、ひたすら山頂を目指す。
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薬王院の山桜も見事に咲いていたネ。
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高尾山頂では、沢山の方々が美味しそうにお弁当を食べたりしながら、休んでいた。
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我々は小休止の後、其処からさらに城山へと向かった。
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途中、一丁平で富士山を望めるかと思ったが、あいにくの雲で、裾野だけが少し見えただけだった。

「蛙始鳴」の時季とあって、足元では色彩が見事なニホントカゲが餌を求めて歩いてた。
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今度は草むらでガサガサと音がする。
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こちらは、カナヘビだ。いろんな生き物が活発に動きだす季節だネ。

さぁ、城山山頂へ到着だ。
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いつもお世話になっている『城山茶屋』でビールを買って、お疲れッ!

そして、僕の持参した『あしたのジョー』限定酒で一献。
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こちらの中身は、白雪の純米酒だ。

初参加のイナツキーちゃんは、城山茶屋名物のなめこ汁に大満足!
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僕らはハッシーが作ってくれた味噌汁で握り飯を頬張るのだナ。
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茶屋でも桜の花が沢山舞っていたネ。
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満腹になった後は、芝生に寝転んで暫くお昼寝タイムだ。
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そのうち、ハッシーは爆睡かナ?
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午後1時半、僕らは城山から日影沢林道経由でのんびりと下山した。
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途中、マウンテンバイクで颯爽と林道を下る方々が羨ましかったなぁ。
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この日、三度目のトカゲ君に遭遇だ。この他にもヘビも見つけたし、ホント虫類天国だったナ。

林道の脇では、小さな羅生門葛(ラショウモンカズラ)が咲いていた。
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京都の羅生門で渡辺綱が鬼退治をしたときに切り落とした鬼の腕に見立てたので、この名が付いたそうだネ。

そうこうしている内に無事下山だ。
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此処からはバスに乗り、駅へと向かった。
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JR高尾駅では、もうツバメが巣を作ってたナ。
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都心のツバメはまだ来ないが、此処ではもう子作りが始まってる。

新宿経由で電車を乗り継ぎ、いつもの野方へ。

『秋元屋』では、いつものコの字カウンターに荒木マタエモンさんが吞んで居た。僕らは奥の冷蔵庫前へと座る。
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山歩きした後のホッピーは、最高に美味いのだナ。
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イナツキーちゃんは、トマト割りがお気に入りのご様子だ。
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暫くすると桜台『秋元屋』からハシゴして来たご常連皆川さんも参加。
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そして、いつもの様に冷蔵庫前のお馴染みユリちゃんも忙しそうに仕事をこなしていたネ。

あぁ、総てが美味かったゾ!
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昨日も充実した休日を過ごせたナ。
by cafegent | 2011-05-09 14:17 | 飲み歩き
ねぎの花、「ねぎ坊主」が咲きそうだ。春がどんどんと深まってるネ。
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明日は、僕が参加している吉田類さん主宰の句会の日だ。

今回の兼題は、類さんからのお題だった。
中々難しかったが果たして皆さんがどんな素晴らしい句を詠んでくれるか愉しみだナ。

前回の兼題は「土筆」(つくし)だった。

       土筆摘む指と見比べはしゃぐ妻   八十八

さて、ゴールデンウィークの中日、5月3日は午後から雲行きが怪しくなり土砂降りの雨となった。

酒朋岩崎さんと自転車野郎のホッシーが昼間から池袋『ふくろ』で吞んでいると呟いていた。この日は丁度、池袋で中華料理を食べようかと思っていたので、家の掃除などを済ませた後に駅に向かった。

目黒界隈はまだ銀鼠色の空だったのだが、新宿駅を過ぎた頃から豪雨となり東京の街が一気に消炭色の幕に覆われた。それでも5月でアル。
肌に当たる風は、まるで湿って生ヌルいビールを飲んだ後味の様な気分にさせたナ。

先に吞んでる二人は池袋北口近くの居酒屋『大都会』に居た。
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生ビール3杯にマグロぶつと小鉢が付いて千円のチケットを買い求め、先ずは乾杯。
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彼等はお隣に座る3人組のマダムたちと愉しいひとときを送っていたご様子だ。なんだか、ゴキゲンだったなぁ。

此処は午後2時から7時までサービスタイムでアル。
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ジョッキの酎ハイがナント100円なのだネ。それに同じく100円のコロッケをアテにした。揚げたてだから美味いのだナ。

午後7時、まだ外は土砂降りだが、目当ての中華料理店へと向かった。

池袋北口はディープ・チャイナタウンだ。横浜中華街に在るような上品な中華ではない。中華街の各入口門に構えるような牌楼もなければ、華やかな中国彩色を醸し出すものも何も無い。ただ、この界隈には様々な地方の中華料理を味わう事が出来る食の穴場なのだナ。

中国は広大な大陸であり、地方によって全く料理の内容も味も異なっている。池袋北口界隈には中国東北料理店や中国朝鮮民族料理店などが在る。この界隈で出している料理はモンゴルや北朝鮮との国境も近く、種々雑多なものが有る。蚕の串焼きや犬肉を食べさせてくれる店なども在るので、食の探究心旺盛な方にはパラダイスだ。

この界隈は中華料理店も多いが、キャバクラやパブも結構多い。特に目を引くのが、力士と見まがう様な巨漢のぽっちゃりガールが客引きをする「デブ専」キャバクラだナ。そんなコたちの誘惑を尻目に通りを入ると目指す中国東北家郷料理『永利』が在る。
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此処は、何を食べても唸るほど美味い。以前は、店員もお客も中国人が殆どで、日本語は余り聞こえず、中国東北地方に旅行に来たのではと錯覚する程、地元色が濃かった。だが、写真入りメニューが壁に貼られ、すっかり日本人が入り易い店に様変わりしていた。
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先ずは、ジャガイモの辛味冷菜を戴き、紹興酒で乾杯だ。
前は舌が痛く成る程激辛だったが、穏やかになったかナ。

続いて牛ハチノスの辛子和えが来た。
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これも冷菜なのだが、兎に角美味い!酒がススむ一皿だナ。

そして、お待ちかね「醤太骨」(ジャンダーグー)の登場だ。
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この店の一番人気のメニューでアル。
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豚の背骨を醤油ダレに漬け込んで煮込んだモノで、骨を割りながら中の髄をしゃぶるのだネ。
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最近はビニール手袋まで出してくれて、この親切ぶりに驚くばかり。

続いて登場したのは、「糖醋肉」(タンツウロウ)だ。
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いわゆる、酢豚なのだが拳ぐらいのデカイ豚の赤身肉の塊なのだ。
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黒酢が効いており、肉も柔らかくほぐれ大変美味でアル。

肉の後は、野菜もネ。で、出て来たのは卵の下に隠れた五目野菜炒めでアル。
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一緒に頼んだクレープにテンメン醤を塗り、白髪ネギと一緒にこれを巻いて食べるのだナ。
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クレープ巻きは、野菜の五目炒めの他にもジャガイモ千切りとピーマン炒めや豚肉細切の甘味噌炒めなんてのも有る。

この料理を初めて食べたのは新宿御苑前の『随園別館』だった。
もう、かれこれ30年も前の事だ。こんな美味い料理が中国には有るのかと、ずっと感動したものだったなぁ。

最後の〆は、四川胡麻担々麺だ。
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お酢をたっぷりとかけて食べると、美味いんだなぁ、コレが。

大満腹で外に出ると雨も小降りになっていた。
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ホッシーは自転車で帰れるネ。

皆と別れて、僕はいつものバー『Syu-On』へと向かったのであった。
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by cafegent | 2011-05-06 13:19 | 食べる
今日は5月5日、端午の節句だネ。
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その昔、5月は不浄を避けて身を慎む忌月と云われ、結婚をしてはいけない月になっていた。中でも、5月5日は「田の神様」が女の居る家を訪れる日だったそうな。

この風習は平安時代からあったようで、農耕の民にとっては、田の仕事が忙しい月は、子孫を残す営み(つまりアレね!夜の営みネ!)以上に豊かな実りを祈る事が大切だったようだ。

菖蒲の強い匂いで邪気を祓おうと、菖蒲湯に浸かる様になったそうだ。そして、江戸時代に入り、町民たちは立身出世の象徴として、鯉の幟(のぼり)を家々に立てる様になったのでアル。

今も鯉のぼりを立てている家を見つけると、微笑んでしまうのだナ。

さて、1日の日曜日は昼過ぎから酒朋ビリー隊長と武蔵小山『牛太郎』で昼酒を開始した。
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口開けと共にすぐ満席となる為、出遅れた僕らは暫く後ろの待ち合い席で待つことになる。
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でも、そこで飲むビールもまた美味いのだナ。

暫くしてコの字カウンターに移動し、ホッピーを戴いた。
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アテはもちろん名物の「とんちゃん」からネ。

1時間遅れで、ハッシーもやって来た。
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3時までのんびりと『牛太郎』で過ごし、いざ笹塚へと移動。

そう、この日は吉田類さん主催による東日本大震災で被災した方々へのチャリティー・トークショーが『笹塚ボウル』にて催されたのだ。
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会場では入場を待つ人たちで長い行列が出来ていた。
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流石、BS−TBSで一番人気の長寿番組『吉田類の酒場放浪記』の影響力はハンパじゃない。
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類さん句会でお世話になっている酒朋伊勢さんもご登場。
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会場ではDJ敷島こと安治川親方もゴキゲンな曲を架けてくれたり、盛り上がったネ。
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「太平ボーイズ」Tシャツの親方の横では「NMBE」Tシャツを身に纏った宇ち中さんとも合流。ハイ、カンパ〜イッ!

会場でチャリティTシャツとステッカー販売をお手伝いしていたのは、我らが立石の名店『宇ち多゛』の三代目朋一郎あんちゃんだ。
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ハイ、ビリー隊長とツーショット!パチリッ!

この『GTMS』とは、Gotta Try Michinoku's Sake.でアル。
皆でみちのくの酒を飲んで応援しようネ。
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会場では、チャリティに協賛してくれた菊水酒造、金宮焼酎の宮崎本店やホッピービバレッジなども美味しい酒を振る舞ってくれた。
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ハッシーはホッピーに続き、菊水さんで日本酒ゲットだネ。
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豆本作家の大久保美沙ちゃんは、ホッピーで乾杯!
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酒場詩人、吉田類さんが現れると、沢山の人が集まった。
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トークショーを待つ間は、DJの曲を聴きながら美味い酒を楽しむ事が出来たネ。
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類さんの登場で会場も大盛り上がり。トークショーでは、いとうせいこうさん、DJ須永辰緒さん、スカパラの川上つよしさん、大森はじめさん等々、類さんの愉しい酒仲間が一堂に集った。

進行役を務めたのは、J-WAVEでもお馴染みの渡辺祐さんだ。
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俳句仲間でもある有田芳生さんも駆けつけてくれたネ。

ウシさんの横に立つ彼女が巻いているホッピーの前掛けは、僕もゲット出来た。
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オウチ居酒屋に欠かせないアイテムだナ。

ハッシーはこの後、類さんとボーリング大会に参加したが、成績は聴かなかったことにしよう(苦笑)

チャリティに参加というカタチで被災地の方々への支援となったが、早く復興出来る事を心から願うばかり。
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吉田類さん、安治川親方、テラシィィさん、渡辺祐さん等々、また会場でお手伝いをしてくれていた多くの皆さん本当にお疲れさまでした。

トークショーの最後のジャンケン大会で、ナント皆さんの寄せ書き色紙が当たった。
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これは、大切な宝物にしないとナ。むふふ。

この日の様子は、ビリーの疲れない日記でもネ!
by cafegent | 2011-05-05 16:06 | 飲み歩き