東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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東京のソメイヨシノはすっかり葉桜になったネ。八重桜はまだ少し花を残しているだろうか。

我が家の近所では、もう藤の花が咲いていた。
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春は急速にやって来る。
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路傍の花々も色とりどりに咲き始め、その花蜜を求めて蝶やハナアブたちが集まってくる。

足腰のリハビリを兼ねて、今朝もゆっくりと公園を歩いた。
恋の季節を迎えた小鳥たちも木々の彼方此方で囀(さえず)っている。
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四十雀(しじゅうから)は、懸命に子育て用の巣材を集めていた。
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卵を産んでもヘビやカラスに襲われてしまうことも多い。来月あたり、可愛いヒナが孵ることを願うばかりでアル。

今朝は久しぶりにセンダイムシクイの鳴く声も聴くことが出来た。
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そろそろ、オルルリもやって来る頃だろうか。自由に空を飛び回る小鳥たちが羨ましい。

1年前に発症した座骨神経痛が再び再発し、右足に電気が走るような痛みが続いている。日々、食生活には気を使っていた筈だが、医者曰く「もうそういう歳なんだってことを自分で理解しなくちゃ」だとサ。まったく、トホホだね。

特に何かが原因と云う訳でもなく「加齢」が原因なのだとか。最近は仕事でもハズキルーペの世話になっているし、日々老ぼれて行くのかと思うと寂しい思いもする。だが、それじゃイカンのだナ。

朝のテレビ小説『半分、青い。』のヒロイン楡野鈴愛(すずめ)は左耳が聞こえないコだが、いつも元気いっぱいに前に向かって進んでいる。
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ボクも腰と右足は痛いがこうして文章だって書ける訳だし、杖をつけばゆっくりでも街を歩くことだって出来るのだ。よし、頑張らなくちゃ!
      ◇            ◇            ◇
先日、湯治を兼ねて伊東の温泉へと出かけた。我が酒朋・キクさんと品川駅で合流し、快速アクティのグリーン車に乗って一路熱海へ。
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熱海からJRで伊東へと移動し、『東海館』へと向かう。
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此処は伊東が誇る名温泉旅館だったが、平成9年に廃館となり、伊東市へと寄贈され5年前から館内見学と温泉の利用が可能となった施設に生まれ変わった。
昭和初期の建築様式がそのまま保存されており、衣装を凝らした飾り窓など見る価値も十分に有る。
また、総タイル貼りの浴場は、道後温泉を彷彿させる風情豊かな温泉だ。
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じっくりと5分湯船に浸かること三回、右足のシビレがスーッと皮膚から抜けていくようだ。あぁ、伊東まで来た甲斐があったナ。

昔、伊東の老人ケアハウスのプロデュースをしたことがあった。この辺りは「猪戸温泉郷」と呼ばれており、その昔は怪我をしたイノシシが此処の湯に浸かり傷を癒したことから、その名が付いた。

温泉を出て、館内を見学した。
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その昔、この周辺は「猪戸新地」と呼ばれた、いわゆる赤線地帯だった。此処には赤線、青線合わせて50軒近くの店があったそうだ。伊東には、「猪戸新地」の他に「新天地」と云う娼街もあった。
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散歩をすれば、遊郭の入り口を飾るアーチの跡が残っていたり、モダンなタイル貼りの柱など、当時の面影を残す建物も見つけることが出来る。
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だが、さすがに「東海館」の資料室には、そこのところは触れていなかったナァ。

足と腰を湯でほぐし、僕らはラーメン屋『福みつ屋』へと向かった。

伊東に来る目当ては、この店だ。
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キクさんに教わってから、毎年足を運んでいる。ほぼ、年中無休で早朝から深夜まで営業しており、早朝は伊東漁港での仕事を終えた方々が一杯引っ掛けに来ている。

昼過ぎにお邪魔したが、タイミングよく入ることが出来た。
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そして、キクさんキープの宝焼酎のピュアパックを抹茶割りで戴いた。
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この日は、カツオのタタキを出してくれた。
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抹茶割りが美味しいのだナ。

働き者のクーちゃんが、美味しい料理を作ってくれる。
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何も言わなくても、酒に合う品を次々に出してくれるのだから嬉しい限り。こちらは、地元で採れたと云うノビルだ。
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味噌で戴く山菜は、良い酒の肴になったナァ。お客さんのお裾分けのフキも美味しかった。
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高崎の酒朋、後閑さんが置いていってくれたレモンをカットして酎ハイにシフト。
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程良く飲んで午後の風呂まで再び小休止。
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この日は気候も穏やかだったので海岸の防波堤で1時間ほど昼寝をした。
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すっかり酒が抜けたところで、湯川の海岸沿いに在る源泉掛け流しの湯『汐留の湯』にやって来た。
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此処は本来区民専用の湯なのだが、区民以外でも250円で利用することが出来るのだから、嬉しい限りでアル。また、タオルも貸してくれるから、突然風呂に入りたくなっても大丈夫なのだ。

タイル貼りの大きな湯船が中央にあり、その意匠も見る価値大有りだナ。

二つの温泉で足腰を養生し、伊東を後にした。そして、僕らが向かったのは小田原だ。
この日は小田原城址公園二の丸広場に於いて『小田原おでん祭り』が開催されていたので、かなりの人が観光で訪れていたらしい。
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目当ての『大学酒蔵』に到着すると、口開けしたばかりだと云うのにコの字のカウンターは満席に近かった。だが、ご常連さんたちが席をずれて詰めてくれたお陰で、なんとか座ることが出来た。
そして、酒朋キクさんは座った途端に、ご常連さんから「さっき、おでん祭りに出ていた方ですよね」と芸人と勘違いされていた(笑)

そう言えば、以前『小田原おでん祭り』でライブを行ったブラックベルベッツの面々とこの店でお会いしたことがあったが、今年も演奏したのかなぁ?
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さて、燗酒でカンパイだ。
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地物のほうぼうの刺身も歯ごたえがあって美味い。
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こちの天ぷらも酒に合うナァ。200円の厚焼き玉子は、良い箸休めだネ。

テレビから流れている「釣りバカ日誌」を観ながら、酒をシソ割りに切り替えた。
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シソ割りとは、「バイス」だね。
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アジフライも良い酒の肴だった。
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ゆっくりと湯治も出来たし、美味い小田原の魚も味わうことが出来た。
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足は痛いが、少し元気を貰えた気がしたかな。こんな老いぼれダメ親爺に付き合ってくれた酒朋キクさんに感謝!
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こうして、僕らは「青春18きっぷ」で東京まで戻ったのでアール。
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by cafegent | 2018-04-18 00:55 | 飲み歩き | Trackback | Comments(0)